静電容量
(electrostatic capacity、capacitance)
【電子工学で使われる電気に関する量】
コンデンサなどに蓄えられた電荷の量。別名、「電気容量」とも呼ばれ、コンデンサ(キャパシタ)の値(大きさ)を示す。誤解される心配がないときは「容量」と呼称されることも多い。記号はC、単位は[F](ファラッド)。表記はC(F)のようになる。
静電容量(別名、キャパシタンス)の測定器は回路素子測定器で、キャパシタンスメータやCメータと呼称されている。LCRメータでも静電容量の測定はできる。
絶縁された導体間(短い距離で離されて、向き合って配置された2つの導体間)にはプラスとマイナスの電荷が蓄えられる。この構造(原理)を使ったセンサや測定器があり、静電容量式○○と呼称されている(たとえば静電容量式レベル計、レベルセンサなど)。