計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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Rx(あーるえっくす)

Received dataの略。有線・無線通信で受信データの略記。小文字のxはデータの意味。

IDテスタ(あいでぃーてすた)

光ファイバの心線対照器の名称。光ファイバ心線を被覆の上から湾曲させ、漏洩した光を受光素子で検知して、心線を検出する測定器。「光ファイバIDテスタ」とも呼ばれる。計測器メーカだけでなく、光ファイバを作っている線材メーカである住友電気工業やフジクラなどが製品をラインアップしている。

アイパターン(あいぱたーん)

(Eye Pattern)デジタル信号の1/0の時間推移を重ね書きで表示した図形。通信の伝送品質評価に使う。図形が目(eye)のように見えることに由来する。アイの開口度合いから視覚的に伝送品質を確認できる。アイパターン測定器としては光サンプリングオシロスコープ(オシロ)(キーサイト・テクノロジーの86100シリーズなど)が代表モデルだったが、広帯域オシロである高速オシロが普及すると、マスクパターンがオプションで用意されることが多いため、規格ごとのアイパターン評価は高速オシロで行うようになっている。マスクパターンとは「アイの開口」が規格の範囲内にあることを、オシロの測定画面で図形で規定するもの。測定者が波形から伝送品質(ジッタなど)を確認するのではなく、測定器のオプションソフトウェアが規格に合格しているか評価する。

安定化光源(あんていかこうげん)

波長が固定で、高安定出力の光源。光通信用の測定器。種類はLEDとLDがある。波長を可変できる光源もある。

InGaAs(いんじうむがりうむひそ)

インジウム・ガリウム・ヒ素。「3元の素子」と呼ばれ、光電素子にInGaAs を用いたフォトダイオード は、900~1700nmの波長帯でフラットな特性があるため、光通信や近赤外波長のセンサなどに採用されている。光パワーメータのセンサ(通信の波長帯)で高感度モデルはInGaAsを使って-130dBm程度の仕様を実現している(一般のセンサは-90dBmくらい)。高価なのが難点。

SRS(えすあーるえす)

(Stimulated Raman Scattering)誘導ラマン散乱。非線形光学効果の1つで、この応用例にはラマン増幅器などがあるが、加工用の高出力レーザーでは機能を阻害する要因となる。

SCコネクタ(えすしーこねくた)

光通信に使われる代表的なコネクタ。単芯で、コネクタ外観は角形。青色をよく見かける。差し込んでクリック音とともに嵌合する。1980年にNTTが基幹通信網に光を導入した際の主流はFCコネクタだった(シングルモード、波長1310/1550 nmを中心に)。現在もそれは続いているが後に開発されたSCコネクタを標準にしている機器も現在は多い。たとえば光通信用の計測器も標準をSCコネクタにしている。

NFP(えぬえふぴー)

(Near Field Pattern)半導体レーザーの出力光はビーム断面が楕円錐状に拡がっていく。ビーム形状は出力端近傍と数cm離れた場所で異なり、近傍をNFP、離れた場所をFFP(Far Field Pattern)と呼ぶ。

FFP(えふえふぴー)

(Far Field Pattern)半導体レーザーの出力光はビーム断面が楕円錐状に拡がっていく。ビーム形状は出力端近傍と数cm離れた場所で異なり、近傍をNFP(Near Field Pattern)、離れた場所をFFPと呼ぶ。

FCコネクタ(えふしーこねくた)

光通信に使われる代表的なコネクタ。単芯で、コネクタ外観は丸型、嵌合後に外側を回して固定する(締める)。1980年にNTTが基幹通信網に光を導入した際にすでにあり、当時はFCコネクタがほぼ代表的なコネクタだった。現在もそれは続いているが後に開発されたSCコネクタを現在は標準にしている機器も多い。NTTの機器は長らくFCコネクタだったため現存している面もあるが、現在広く普及している光コネクタである。

LED(えるいーでぃ)

Light Emitting Diode の略 (=発光ダイオード)。

LED光源(えるいーでぃこうげん)

発光素子にLEDを使用している安定化光源。LED=Light Emitting Diode の略。

LEDユニット(えるいーでぃゆにっと)

発光素子にLEDを使用している安定化光源。測定器が本体(メインフレーム)と光源ユニットになっている場合は測定器機能はユニット側にある。LED=Light Emitting Diode の略。

LD(えるでぃー)

Laser Diode の略 (=レーザーダイオード)。

LD光源(えるでぃーこうげん)

発光素子にLDを使用している安定化光源。LD=Laser Diode の略。

LDユニット(えるでぃーゆにっと)

発光素子にLDを使用している安定化光源。測定器が本体(メインフレーム)と光源ユニットになっている場合は測定器機能はユニット側にある。LD=Laser Diode の略。

O/Eコンバータ(おーいーこんばーた)

光信号(Optical signal)を電気信号(Electrical signal)に変換する機器。(=O/E変換器)

O/E変換器(おーいーへんかんき)

光信号(Optical signal)を電気信号(Electrical signal)に変換する機器。(=O/Eコンバータ)

OTDR(おーてぃーでぃーあーる)

Optical Time Domain Reflectometer の略。光通信用測定器の1つ。光ファイバの破断点(何km先が不具合か)を検出する。光ファイバケーブルの敷設、保守には必須で使われる光ファイバのテスタのため、可搬型である。光パルスを入射して、光ファイバの各位置から反射するわずかな光が入射口に戻る時間とパワーから、距離に対するロス(パワー)のグラフを画面に表示する。使用されている光通信の波長(850nmや1,310nmなど)によって光源がユニット化され、本体(メインフレーム)と組合せるモデルが多い。測定原理から光パルス試験器とも呼ばれる。横河計測(旧安藤電気)の品名は光ファイバアナライザ、アンリツの品名は光パルス試験器だが、両者はまったく同じ測定器。現在の横河計測の現役モデルは「OTDR(光パルス試験器)」「マルチフィールドテスタ」などの名称で、光ファイバアナライザという品名のモデルは無くなった。

オプティカルヘッド(おぷてぃかるへっど)

有線通信測定器の1カテゴリーである光測定器(光通信測定器)で、光パワーメータのセンサのこと。キーサイト・テクノロジーの光パワーメタ用センサの品名。8153、8163光パワーメータなどに使う815xx、816xxなどのモデルがある。国産メーカの安藤電気(現横河計測)やアンリツは光パワーセンサ、センサモジュールなどが品名。最近の横河計測のモデルにはAQ2200-232 光センサヘッド 、というように「ヘッド」の品名もあるが、普通はセンサと呼んでいる。キーサイトは昔からオプティカルヘッドといっていた。2000年当時、光通信は全世界の基幹通信網として整備・拡充され、光測定器の需要は倍増していた。キーサイト・テクノロジーは北米とドイツに光測定器の事業部(工場)があり、ほとんどの光測定器の機種群をラインアップする世界No.1メーカだった。No.2として安藤電気がキーサイトを追い上げていた。ところが2001年の光通信バブルによって両社は大打撃を受け、安藤電気は横河電機(現横河計測)に身売りし、キーサイトはほとんどの光測定器を製造中止にした(工場を売却した)。現在、キーサイトには唯一、光パワーメータと光源がラインアップに残っている。光スペアナやOTDRはやめたが、パワーメータと光源はオプティカルヘッドなどのモジュールオプションを共有して、測定システムを構築できること、共に光の基本測定器であることから残したと思われる。横河に吸収された安藤電気は多くの通信測定器から撤退したが、光測定器だけは守り通し、AQ6370などの光スペアナは世界No.1モデルである。