計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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ワールドワイド入力電圧対応(わーるどわいどにゅうりょくでんあつたいおう)

およそ各国で使用される商用電源の電圧に自動で対応する入力仕様の方式。100Vでも115V、120V、220V、230V、240Vでも切替や仕様変更しなくても対応する。ただしワールドワイド対応機種でも、国内向け仕様で、添付の入力ケーブルなどが100V専用の場合やコンセント形状が異なる場合があり、注意が必要。日本国内だけで使う場合でも、工場や実験現場など、複数の電圧が混在した環境では便利な機能である。(株式会社高砂製作所の用語集より)

YIG(わいあいじー)

(Yttrium Iron Garnet)イットリウム、鉄、ガーネットによる素子は、広範なRF周波数レンジで共振するため、スペアナ、シグナルアナライザの内部でフィルタとして使用されている。

YEW(わいいーだぶりゅ)

横河電機製作所(Yokogawa Electric Works)の略号。現在の横河電機は、1915年に電気計器の研究所として設立し、1920年に株式会社組織として「株式会社横河電機製作所」と称した。1983年に株式会社北辰電機製作所と合併し、横河北辰電機に社名変更、1986年に横河電機株式会社に社名変更し現在に至る(同社HPより)。1983年以前には「YEW」が企業ロゴとして表記されている製品が多かった。針が振れるアナログ式の電圧計、電流計、電力計は黒い箱型で、最上部には接続端子、その下の約半分くらいが(針が振れる)表示窓で、下半分の何もない黒い箇所に大きく「YEW」と刻印してあった。大学・専門学校などの工学系の学生は黒いYEWを使い実験を行ったので、YEWは電気測定器の代表と広く認識された。YEWは1963年(昭和38年)9月にHP(ヒューレット・パッカード)との合弁企業、YHP(横河ヒューレット・パッカード株式会社)を設立するなど、日本の計測器のトップブランドであった。ただし1975年に世界初の分散形制御システム/総合計装制御システム「CENTUM」発表するなど、横河電機はFA/IA/PAメーカ(工業計器の会社)である。1988年にはYHPから資本を引き上げ、高周波測定器(移動体通信など)に参入し、2002年には(NTTに測定器を納入する)大手通信計測器メーカの安藤電気株式会社を100%出資のグループ会社とし、有線通信測定器や半導体テスタをラインアップに加えるなど電気計測分野を拡充したが、現在はそれらのほとんどから撤退している。2010年には測定器ビジネスを分社化し、横河メータ&インスツルメンツ株式会社(現在の横河計測株式会社)に統合するなど、現在の横河電機のコアコンピタンスに従来の「電気計測」は感じられない。現在の横河計測の日本市場シェアは10%以下(推定)。つまり今の横河計測は大手計測器メーカの1社ではあるが、横河が計測のトップブランドであるかは疑わしい。

ワイドレンジ電源(わいどれんじでんげん)

規定している定格電力内で、電圧/電流を任意に定可能な直流安定化電源。従来の電源は電圧と電流の最大値で規定しているが、この種類の電源は電力(容量)で規定している。電圧(または電流)を最大に設定したときは、規定されている電力の値から電流(または電圧)の値が決まる。ズーム電源とも呼ばれる。菊水電子工業や高砂製作所、テクシオ・テクノロジーなどの計測用電源の大手メーカでは、現在の直流安定化電源の主力製品となっている。1991年に高砂製作所が「ワイド入力・ズーム出力」のコンセプトで発売した(なので、高砂製作所は「ズーム電源」といっている)。その後、各社が同様の製品群を「ワイドレンジ電源」の名称でラインアップして現在に至る。

Wi-Fi(わいふぁい)

無線LANの規格名称。語源はWireless FidelityやHi-Fi(High Fidelity)という説がある。無線LAN、IEEE802.11規格とほぼ同義に使われている。正確にはWi-Fi Allianceに認定されたIEEE802.11規格で、無線LANの1種。

ワイヤード(わいやーど)

(wired)有線通信のこと。無線通信はwireless(ワイヤレス)。無線測定器の雄、アンリツで良く使われている用語。「無線はワイヤレスだから、有線はワイヤードだ」というのは無線・有線の両方に精通した同社ならではの表現といえる。つまりはっきり言うと「アンリツの社内用語(方言)」である。同社以外では「有線」や「光通信」という表現が一般的である。

ワイヤレスLAN(わいやれすらん)

無線(ワイヤレス)通信でデータの送受信をするLAN (=無線LAN)。Ethernet規格の一部である「IEEE 802.11b」規格のことを指す場合が多い。

WAN(わん)

Wide Area Network の略。「広域通信網」の意味で、電話回線や専用線を使って地理的に離れた地点にあるコンピュータ同士を接続し、データをやり取りすること。LANに対比して使われる用語。LANが普及するまでは、通信といえば公衆回線などの広域通信網が主体だった。LANが普及し、LANよりも広いエリアの通信も出始めると、LANと区別する意味でWANと言い始めた(1990年頃から)。現在はWANという表現はあまり聞かなくなった。

ワンセグ(わんせぐ)

モバイル機器向けデジタル放送。地上デジタル放送の1つのチャンネルの中の1セグメントのみを使用する。

WANプロトコルアナライザ(わんぷろとこるあならいざ)

WANでデジタル通信を行っている機器間に設置し、プロトコル(機器間で定められた通信方式)の検査や通信障害の解析を行う測定器。略称:WANアナライザ。1990年頃から、LANに対比する用語としてWANと言い始めた。当時商用開始されたISDNなどに対応したプロトコルアナライザをWANアナライザと呼んでいた。LANの機能があるものはHP(現キーサイト・テクノロジー)などは「WAN/LANアナライザ」というような品名だった。現在はWANという表現はあまり流行らなくなった。WANプロトコルアナライザも現在はほとんど生産中止である。

ワンボックステスタ(わんぼっくすてすた)

携帯電話端末のRF送受信特性と呼接続試験を1台で一括高速試験する測定器。アンリツ、キーサイト・テクノロジー、ローデ・シュワルツの製品に多い。標準信号発生器(SG)とスペクトラムアナライザ(SA)が1筐体に収まり、この1台で送受信試験その他ができることからネーミングされた。

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