計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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蛍光(けいこう)

発光現象の1種。試料に励起光を照射すると、当てた光とは違う波長の光(蛍光)が放出される。蛍光を分析すると試料の成分がわかる。X線を照射して発生した蛍光X線から分析するのが蛍光X線装置。光学や分析の分野では蛍光の原理を使った測定器、分析機器が多くある。ファイバ式温度計のセンサ部分にも蛍光が利用されている。

蛍光X線(けいこうえっくすせん)

物質に入射したX線によって発生した二次X線。(フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

蛍光X線分析装置(けいこうえっくすせんぶんせきそうち)

試料にX線を照射し、発生する蛍光X線のエネルギーを分析することで、試料を構成する元素の種類や含有量を調べる装置。 (=EDX装置)

蛍光分光光度計(けいこうぶんこうこうどけい)

蛍光を測定し、化合物質の定量や構造を分析する機器。

傾斜計(けいしゃけい)

物の傾斜(水平度)を測定する機器。水準器を使うものなど複数の種類がある。メーカは新潟精機や大菱計器製作所など。計量用品、工具の分類で、いわゆる計測器メーカはつくっていない。通販で販売している。

形状測定顕微鏡(けいじょうそくていけんびきょう)

顕微鏡で拡大しながら表面形状を測定する機器。

継電器試験器(けいでんきしけんき)

電力機器のリレー(継電器)を試験する機器。(=保護リレー試験器)

軽量床衝撃音発生器(けいりょうゆかしょうげきおんはっせいき)

中・高音域の遮断性能に関する床の表面仕上材の性能をチェックする機器。

ゲイン確度(げいんかくど)

オシロスコープの垂直システムが信号の減衰または増幅をどれだけ正確に実行できるかの指標。通常、パーセント誤差で表す。(テクトロニクス「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)より)

ゲージ圧計(げーじあつけい)

ゲージ圧(大気圧を基準にした圧力)を測定する機器。

ケーブル障害位置測定器(けーぶるしょうがいいちそくていき)

ケーブルの障害位置を測定する機器。TDR(Time Domain Reflectmetry)の1種。別名、フォールトロケーター(Fault Locator)。高度経済成長期は通信インフラとして電気の通信線(銅線)の敷設が盛んだったので電気の製品を指したが、現在は光通信(光ファイバ)用のケーブル障害位置測定器としてOTDR(Optical TDR)が敷設工事・保守で活用されている。

ケーブルテスタ(けーぶるてすた)

ケーブルの物理特性(導通、損失、反射など)を測定する試験器。大きくメタル(銅線)と光ファイバの2種類があるが、一般にはメタル用を指し、光のときはロステスタやOTDRということが多い。通信機能を階層構造に分割したOSI参照モデル(第1階層:物理層〜第7階層:アプリケーション層の7階層構造)にあてはめると、第1階層(レイヤ1)に相当するため、「レイヤ1(ワン)試験器」と呼称して、第2階層(データリンク層)・第3階層(ネットワーク層)の試験器である「プロトコルアナライザ(プロアナ)」、「オンラインモニタ」と区別される。最近の計測器は複合化(マルチ機能化)して、どの範疇の測定器か一目で判別がつきにくい。「ケーブルテスタ」という品名でプロアナのような外観のモデルもある。そんなときに機種群(機能がどこまであるか)を簡単に確認するには「レイヤ1試験器か?、プロアナか?」と聞くのが良い。

血圧計(けつあつけい)

血圧を測定する機器。医療、健康用品の分類で、オムロンヘルスケアやタニタがラインアップしている。電気計測器メーカはつくっていない。血圧ではないが、パイオニアが皮膚にセンサを当て内部の血管の血流を測定する「研究用レーザ血流計」を販売している。病院で使う医療用機器ではなく研究用の測定器である。

血流計(けつりゅうけい)

血流量を測る測定器。運動時の変化などを測定する。血流量は重要な生体情報のため、研究開発用用途の計測器が発売されている。

ケプストラム(けぷすとらむ)

(Cepstrum)フーリエ変換によって求められたパワースペクトルの対数値をさらにフーリエ変換したもの。ケプストラムの横軸はケフレンシーと呼ばれる時間の次元の値をとる。ある系に入力される信号が周期性を持ち、その周期が長いとき、その周期が長ケフレンシー部の線ケプストラムになって現れ、基本周期として抽出することができる。また短ケフレンシー部には系の伝達特性を表す情報が集中し、この部分を逆フーリエ変換することにより、対数パワースペクトルのエンベロープ(包絡線)が求まる(リフタードエンベロープ)。このエンベロープは系特有のもので入力信号のスペクトルには依存しない。応用として、音声波、生体波などからの基本周波数およびスペクトルエンベロープの抽出などがある。(小野測器の「FFT解析に関する基礎用語集」より)

ケミコン(けみこん)

アルミ電解コンデンサの通称。ケミカルコンデンサの略。安価で大容量のため電源回路に多用されるが、大きな円筒形のため、機器に実装するときに場所を取る部品である。

減衰(げんすい)

あるポイントから次のポイントへ信号を送信する際に、信号の振幅を減少すること。(テクトロニクス「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)より)

減衰器(げんすいき)

歪みを発生させることなく、電圧信号を減衰させる機器。別名:アッテネータ。「ATT」のような略記もみうけられる。低周波から高周波まで広く使われるが、周波数や電力などの仕様が規定されている。入力と出力の比はdBで規定されていることが多い。測定器と併用される補助機器といえる。RFの代表的な測定器であるスペクトラムアナライザは過大電力を入力すると故障、破損することがあり、入力コネクタに10dB程度の減衰器を付けて使用している例がある。

減衰振動波許容度試験器(げんすいしんどうきょようどしけんき)

電気製品に減衰振動ノイズを与えて耐性を試験する機器。

検波器(けんぱき)

(Detector) 被変調波から、元の音声信号などの信号を取り出す(復調する)回路素子あるいは電子回路。ダイオード素子が使われることが多いため、「ダイオード検波器」とも呼ばれる。スカラネットワークアナライザと一緒に使用するアクセサリ。(=ディテクタ)