計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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MSO(えむえすおー)

( Mixed Signal Oscilloscope)現在の汎用オシロスコープ(オシロ)の代表的な機種群。従来オシロはアナログ信号を観測するものだが、I2Cなどの低速デジタル信号も観測できるデジタル入力付きが、ミドルレンジクラス以上では主流になった。MSOとはアナログとデジタルの両方の信号を観測できるという意味。古くはキーサイト・テクノロジーが自社オシロの特徴の1つとしてデジタル入力がオプションなどでできることを「ミックスド・シグナル」という表現をしていたが、このコンセプトをMSOというオシロの1つのカテゴリーとして確立したのはテクトロニクス。現在はオシロのモデル番号(形名・型式)やモデル名(品名・名称)に普通に使われている。たとえばテクトロニクスの「MSO3034 ミックスド・シグナル・オシロスコープ」など。横河計測の最新オシロDLM3000シリーズの品名は「ミックスドシグナルオシロスコープ」である(2020年7月現在。従来の形名「DL」を「DLM」にして、MSOであることをアピールする形名にした。)。

MTDM(えむてぃーでぃーえむ)

(Multimedia Time Division Multiplexer)マルチメディア時分割多重化装置。TDMは1本の回線で複数のデータを送るために開発された通信手法。デジタルデータやデジタル化された音声などを1つの伝送路を時間ごとに割り振って伝送する。1990年代に基幹通信網の使用料金がまだ高額だった頃、MTDMの導入によって企業の通信料金を安価にできる、とNEC、富士通、日立製作所、沖電気、大井電気などなどの通信装置各社が発売した。安藤電気にはAP-9216 MTDMアナライザという可搬型の計測器があった。新しい通信装置ができるとそれを試験する計測器が開発・発売された。だいたいは電電ファミリー(NTTの旧社名である日本電信電話公社の研究開発を製品化する、NTTの出入りメーカ、お抱え企業、下請けメーカ、をNTTのファミリー企業という意味でこう呼んだ)の大手通信計測器メーカであるアンリツと安藤電気が対応する計測器を開発した。

MDO(えむでーおー)

( Mixed Domain Oscilloscope)スペクトラムアナライザのオプションを持つオシロスコープ(オシロ)のこと。MSO(ミックスド・シグナル・オシロ)に倣って周波数軸(ドメイン)もあるというネーミング。テクトロニクスがオシロの形名にはじめて使用し、海外メーカのRIGOL(リゴル)もオシロの形名に使っているが、それ以外ではあまり聞かない(2020/7月現在)。TDS、DPO、MSO、MDOなど、世界No.1のオシロメーカとしてテクトロニクスは新しい機能のオシロのモデル名・品名を作ってきた。MSOという形名を使ったのもテクトロニクスが最初だが、ミックスド・シグナルという単語はキーサイト・テクノロジーがそれ以前の古い時代から使っていた表現である。たとえば「通常のアナログ信号だけでなく、最近はデジタル信号も同じように観測しないといけない。アナログとデジタルが混在している信号(ミックスド・シグナル)の解析には・・・」。デジタル信号の解析器であるロジックアナライザ(ロジアナ)のNo1メーカであったキーサイト・テクノロジーは早くからミックスド・シグナルに注目していたと思われる。(参照:MSO)

MPEG(えむぺぐ)

Moving Picture Experts Group の略。映像データの圧縮方式の一つ。

MPEGアナライザ(えむぺぐあならいざ)

MPEG信号を解析する測定器。メーカによってはMPEGテストシステムとも呼ばれる。

MPEG測定器(えむぺぐそくていき)

MPEG(Moving Picture Experts Group)は動画や音声を圧縮・伸張する規格。MPEG測定器にはMPEG発生器やMPEGレコーダ&プレーヤーなどがある。カテゴリーはTV・映像関連測定器。地上波のデジタル化があった2000年代は盛んに使用されたが、現在はほとんど聞かない。代表的な計測器メーカはローデ&シュワルツとテクトロニクス。ただしテクトロニクスはTV・ビデオ関連測定器を2019年に売却したので、現在テクトロブランドのTV測定器は無い。また国内のTV・ビデオ関連測定器メーカもシバソクが撤退(アサカに譲渡)し、発生器はアストロデザイン、モニタ(ラスタライザ)はリーダー電子、の2社にほぼ集約され、MPEG測定器は国内大手計測器メーカはつくらなくなった。

MPEG発生器(えむぺぐはっせいき)

MPEG信号を発生する機能があるMPEG測定器。

MER(まー)

(Modulation Error Rate) 変調誤り率。TV関連測定器の測定項目にある。

MIMO(まいも)

( multiple-input and multiple-output)複数のアンテナを送信機と受信機の両方に使い、通信品質を向上させる技術。

MOVER(むーば)

1995年4月からNTTドコモが販売開始したPDC端末(携帯電話機)の名称。発売時は4機種あり、おのおの特徴的な形状をしていた。その後のガラケーの主流になる折り畳み式はNECが製造した。ほかに富士通や三菱電機がつくった。

MS/s(めがさんぷるぱーせっく)

サンプリング(サンプル・レート)の単位。オシロスコープの仕様などで出てくることが多い。1MS/sは1秒あたり100万サンプル(1秒間に100万個のデジタルデータを収集する)ことをさす。

MEMS(めむす)

(Micro Electro Mechanical Systems)小さな電気機械システム。半導体の基板上に電子回路と、センサやアクチュエータなどの機械要素が混在するミクロンサイズのデバイス。

MEMORY STA(めもりえすてぃーえー)

ROMプログラマのマスタデータ格納時の開始アドレス(STA=スタートアドレス)。データ転送時に必要な設定だが、通常はデフォルトのままでも使える。(東亜エレクトロニクス株式会社 フラッシュサポートグループカンパニーの「書込みやプログラマに関する用語集」より。ROMに書き込む際のアドレス設定の例が、上記の用語集には掲載されている。)

MEMORY SPA(めもりえすぴーえー)

ROMプログラマのマスタデータ格納時の最終アドレス(SPA=ストップアドレス)。データ転送時に必要な設定だが、通常はデフォルトのままでも使える。(東亜エレクトロニクス株式会社 フラッシュサポートグループカンパニーの「書込みやプログラマに関する用語集」より。ROMに書き込む際のアドレス設定の例が、上記の用語集には掲載されている。)

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