計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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NI Days(えぬあいでい)

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社(NI、エヌアイ)が年1回開催するNI製品のテクニカルイベント。

NA(えぬえー)

(Network Analyzer)高周波回路網(ネットワーク)の伝送特性(通過や反射など)を測定する計測器であるネットワークアナライザの略記。DUTを「入出力を持つブラックボックス」として、入出力の関係(Sパラメータ)によって、DUTの特性を評価する。キーサイト・テクノロジーが世界的に高シェア。同業の無線通信(高周波、RF)計測器メーカであるローデ&シュワルツとアンリツもラインアップしている。最近はUSBタイプのNAも出現し、テクトロニクスもラインアップがある。

NAB(えぬえーびー)

(The National Association of Broadcasters)全米放送事業者協会。毎年4月にNAB総会とNAB Show(世界最大の放送機器展)が開催される。NAB Show(展示会)のことをNABと呼んでいることも多い。

NF(えぬえふ)

1.負帰還(Negative feedback)の略記。増幅器の出力の一部をフィードバック素子を経由して反転(マイナスに)して入力端子に戻すこと。増幅率(利得)は下がるが、発信回路が安定し、利得以外の性能が改善する。負帰還はオペアンプのような増幅器や微分・積分器など、幅広く応用されている。大手計測器メーカのエヌエフ回路設計ブロックは「高精度なネガティブフィードバック制御技術をもとに、世の中に求められる新しい製品を創る」ことを趣旨に1959年に設立している。現在の企業ロゴは「nf」をデザインしている。2.雑音指数(Noise Figure)の略記。キーサイト・テクノロジーには雑音指数アナライザ(NFA)という測定器がある。ローデ&シュワルツなどもラインアップがあり、伝送特性関連の測定器といえる。当サイトではネットワークアナライザのカテゴリに分類している。

NFP(えぬえふぴー)

(Near Field Pattern)半導体レーザーの出力光はビーム断面が楕円錐状に拡がっていく。ビーム形状は出力端近傍と数cm離れた場所で異なり、近傍をNFP、離れた場所をFFP(Far Field Pattern)と呼ぶ。

N型コネクタ(えぬがたこねくた)

無線通信で標準的に使用される同軸コネクタ。軍事目的で開発されたといわれる。名前の由来はTYPE-NAVYコネクタ、または開発エンジニアの一人であるベル研究所のPaul Neillのイニシャルから、など諸説ある。適用周波数は(製品により異なるが)DC~18GHz。標準信号発生器やスペクトラムアナライザなどRFの計測器の入出力はN型が標準である。同じく通信でも有線通信ではSMAや3.5ミリNなどのコネクタが標準で、Nではない。光通信はまた別にFC、SCなどのコネクタがある。

NCSLI(えぬしーえすえるあい)

(National Conference of Standards Laboratories International) 直訳すると国際国立標準研究所会議。 計量・計測標準、計測器校正分野の国際団体。日本NCSLIが開催する総会は日本の計量・校正の大会で、毎年秋に(通常は東京・蒲田の大田区産業プラザで)開催されている。新型コロナウイルスの感染対策で2020年のNCSLI技術フォーラムは中止になった。

NDI(えぬでぃーあい)

(Non Destructive Inspection)非破壊検査、または非破壊検査協会をさす。協会は、正式には一般社団法人日本非破壊検査協会(JSNDI:The Japanese Society for Non Destructive Inspection)。

NDIコネクタ(えぬでぃーあいこねくた)

NDIコネクタはひずみ測定で良く使われる、丸形の多ピンコネクタで、NDISコネクタとも呼ばれる。NDIとは非破壊検査(Non-Destructive Inspection)のこと。日本アビオニクス株式会社の「赤外線や工業計測器に関する用語」では「NDIS(日本非破壊検査協会JSNDIが定めた非破壊検査基準)のNDIS4101-72項で定められた電気抵抗ひずみ測定器入力コネクタ」と解説されている。コネクタメーカの多治見無線電機がつくっているので、ひずみ測定業界では「多治見(たじみ)のコネクタ」と呼ぶこともある。ひずみ測定に関する規格を(電気計測器ではなく)超音波探傷機などの非破壊検査の業界団体が策定していることからも、ひずみ測定器は電気計測器の範疇には収まらない機器といえる。

NBW(えぬびーだぶりゅ)

(Noise Band Width)「ノイズ帯域幅」の略記。(2009年9月発行のテクトロニクスの冊子「リアルタイム・スペクトラム解析のすべて」より)

ns(なのせっく)

(nano second) 時間の単位「ナノ秒」の表記。n(ナノ)は10のマイナス9乗の接頭辞。0.000000001 秒に相当。秒は「セック」と呼称することが多い。オシロスコープや信号発生器などの計測器で設定や表示に良く出てくる。

NAND(なんど)

FLASHメモリの一種。FLASHメモリはNAND型とNOR型に分けられるが、NAND型はNOR型と比較して回路規模が小さいこともあるため、安価に大容量化を行うことができる。また、データの書込みや消去の際の速度も高速であるという特徴もある。USBメモリやFlashSSDなどに使用され、以前はフロッピーディスクを使用していたものからNAND型のFLASHメモリに変更することによって、サイズダウンを行うことも可能となった。 (東亜エレクトロニクス株式会社 フラッシュサポートグループカンパニーの「書込みやプログラマに関する用語集」より)

NAND型フラッシュメモリ(なんどがたふらっしゅめもり)

半導体メモリの代表的な1つ。SSD(Solid State Drive)に多く採用されている。もう1つの代表であるDRAMと比較されて語られることが多い。フラッシュメモリは不揮発性メモリの代表で、NAND型とNOR型がある。NANDはデジタル回路の論理演算で「Not AND(ANDでない)」のこと。

NICT(にくと)

(National Institute of Information and Communications Technology)国立研究開発法人 情報通信研究機構。情報通信分野を専門とする唯一の公的研究機関。

NIST(にすと)

(National Institute of Standards and Technology)アメリカの国立標準技術研究所。計測器の校正に関する機関として良く登場する。

NEMA規格(ねまきかく)

アメリカ電機工業会(National Electrical Manufacturers Association)、通称「NEMA」(ネマ)が標準化した規格。商用電源のコンセントに接続する電源ケーブルのプラグなどを規定している。NEMAの規格番号は、プラグ形状、定格電圧、定格電流などを示す。たとえばL5-15PはL:プラグ形状が引掛型(無記載は平刃型)、定格:5V/15A、P:Plug(オス、ケーブルの先端にあり、突起があり、差し込む側のコネクタ。RだとReceptacleで、メス、コンセント側の穴の開いたコネクタ)。NEMA規格準拠のプラグ、コンセントや電源タップなどの配線器具をサンワサプライなどが製造販売している。「NEMA規格準拠のプラグ」を略してNEMAプラグと俗称することもある。

NEMAプラグ(ねまぷらぐ)

「NEMA規格準拠のプラグ」を略して呼称したもの。計測器の電源入力は3Pが多いので、当然電源ケーブルも(コンセントに差し込む側は)3Pである。ただし日本の商用電源コンセントは2Pなので、3Pを2Pに変換するアダプタが標準添付されている。1980年頃、HP(現キーサイト・テクノロジー)の付属品リストには、この3P-2P変換アダプタを「NEMAプラグ」と記載していた。そこで、HP製品に親しんでいる人達は3P-2P変換アダプタのことをNEMAプラグと呼んでいた。つまり、NEMAプラグとは3P-2P変換アダプタの別称という解説もできる。

NOR型メモリ(のあがためもり)

電源を切っても保存データが消えない、フラッシュメモリの1種(もう1つにNAND型がある)。小容量で、旧世代の携帯電話(いわゆるガラケー)に採用されていたが、2000年代後半から大容量のNAND型がフラッシュメモリの主流になった。現在はゲームや自動車に採用されている。NORはデジタル回路の論理演算で「Not OR(論理和(OR)の結果を否定(Not)」で、二つの入力が0のときのみ出力が1となり、いずれか一方あるいは両方が1のときは0となる。

NOx(のっくす)

一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)などの窒素酸化物を総称して「NOx」(ノックス)と表現する。自動車などから排出される粒子状物質(PM:Particulate Matter)とともも大気汚染物質として規制されている。参考用語:NOx計

NOx計(のっくすけい)

試料ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)の濃度を測定・分析する機器。 (=窒素酸化物測定器)

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