計測関連用語集

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IMO塗装性能基準(あいえむおーとそうせいのうきじゅん)

塗装は、船舶の状態を良好に維持すると共に保守を容易にするため非常に重要なものである。また、建造段階における施行品質が将来にわたる塗装の維持に大きな影響を与える。このような塗装の重要性に鑑み、国際海事機構(IMO:International Maritime Organization)は2006年12月8日に通称PSPCと呼ばれる塗装性能基準を採択した。 また、IMOはPSPCを強制化させるSOLAS条約2-1章3-2規則の改正を同時に採択した。PSPCの90/10ルール : 「全膜厚測定点の90%は塗料スペックが求めるNDFT(公称乾燥膜厚)以上で、なおかつ残り10%の膜厚は0.9×NDFTを下回らないこと」を意味する。この90/10ルール対応機能を搭載した膜厚計も登場している(例:フィッシャー・インストルメンツのMP0R、FMPシリーズ)。IMO塗装性能基準のことを別名、PSPCともよぶ。PSPC:Guidelines for Performance Standard for Protective Coatings contained in IMO Resolution MSC.215(82) (フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

ICP(あいしーぴー)

(Inductivery Coupled Plasma)誘導結合プラズマ。この原理を使った発光分光分析装置を指すこともある。

厚さ計(あつさけい)

色々な物の厚さを測定する計測器を「厚さ計」と呼んでいる。塗装などの厚さを測定する可搬型モデルは、屋外での塗装時と保守用途で使われる。金属などの厚さを測る装置は各メーカの生産ラインに設置されて検査機器として稼働している(サイズは冷蔵庫くらいの大きさがある)。そのように測定対象と用途によって厚さ計の寸法と価格は大変幅が広く、使い方も様々だが、それらが皆「厚さ計」を品名にしているため、説明は広範にわたる。測定方式は超音波の他、電磁式、渦電流式、蛍光X線式などがある。可搬型モデルは通販でも購入でき、多くのメーカがある。超音波式厚さ計は非破壊検査機器の範疇で、非破壊検査の計測・検査機器メーカの多くが厚さ計をラインアップしている(たとえばオリンパス)。Fischer(フィッシャー、本社:ドイツ)は皮膜測定と材料の特殊試験の専門メーカだが、塗装やメッキ皮膜の厚さ測定器の老舗である。厚さは長さという物理量なので、温度計のように物理量測定器ともいえるが、先述のように実際は非破壊検査メーカが多く作っているので、カテゴリーは科学分析機器といえる。

アルコール濃度計(あるこーるのうどけい)

濃度計の中で、アルコールの含有量(濃度)を測定するもの。飲酒運転の確認に使われることは大変良く知られている。一般に小型の可搬型が多い。通販でも売られ、多くのメーカがある。液体の屈折率から測定する製品の老舗であるアタゴ(国内メーカ)は、糖度計や濃度計を多くラインアップしている。

EDX装置(いーでぃーえっくすそうち)

Energy Dispersive X-ray pectrometry(エネルギー分散型X線分析)の略。試料にX線を照射し、発生する蛍光X線のエネルギーを分析することで、試料を構成する元素の種類や含有量を調べる装置。(=蛍光X線分析装置)

一酸化炭素測定器(いっさんかたんそそくていき)

大気中に含まれる一酸化炭素の濃度を測定する機器。(=一酸化炭素濃度計、CO計)

一酸化炭素濃度計(いっさんかたんそそくていき)

大気中に含まれる一酸化炭素の濃度を測定する機器。(=一酸化炭素測定器、CO計)

一酸化炭素分析計(いっさんかたんそそくていき)

試料ガスに含まれる一酸化炭素(CO)の濃度を測定・分析する機器。

インデンテーション試験(いんでんてーしょんしけん)

(indentation test)ミリニュートン(mN)以下の非常に微小な力を加えて材料表面の極めて浅い層の硬さを測定する試験法で、金属、プラスチック、ゴムなど多くの評価に応用されている。(フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

雨量計(うりょうけい)

雨の量を測定する機器。気象関連計測器の代表的な機種。

エアーサンプラー(えあーさんぷらー)

無菌設備等の清浄度を測定するために、大気中に浮遊する微生物を捕集する機器。

液クロ(えきくろ)

液体クロマトグラフィー(Liquid Chromatography)の略称。化学分野で使われる定性・定量分析装置。科学分析機器の代表的な機種。医療や製薬、食品、環境などの分野で広く使われている。同様にガスクロマトグラフィーは「ガスクロ」と呼称される。

液体クロマトグラフィー(えきたいくろまとぐらふぃー)

(Liquid Chromatography) 日本分析機器工業会(JAIMA:Japan Analytical Instruments Manufacturers' Association)によれば、クロマトグラフィーとは「気体、液体、超臨界流体を移動相とし、混合物を分離・検出する分析法。ギリシャ語で「色」の意味の"Chroma"と「記録」の意味の"Graphos"から命名。ロシアの植物学者ミハイル・ツヴェットによって植物色素の成分を分離する方法として発見された。移動相が気体か液体かで「ガスクロマトグラフィー(GC)」と「液体クロマトグラフィー(LC)」の2つがある。(HPより抜粋)」。化学分野で使われる定性・定量分析手法だが、装置をさしていることが多い。装置のカテゴリーは科学分析機器。医療や製薬、食品、環境などの広い分野で使われている。「液クロ」といわれることが多い。メーカは島津製作所やアジレント・テクノロジーがある。海外、日本ともに多くのメーカがある。科学分析機器といえば、液クロ、ガスクロというほど、分析装置の代表製品。

液体密度計(えきたいみつどけい)

環境機器・分析計の1種。液体内の密度を測定する機器。密度はあらゆる産業プロセスで重要な指標なため、高精度に液体密度を測定、分析する測定器やアナライザがある。メーカとしては横河電機やアズワンがラインアップしている。

液中パーティクルカウンタ(えきちゅうぱーてぃくるかうんた)

液体内の密度を測定する機器。パーティクルカウンタは微粒子をカウントして濃度を計測する測定器の品名。液体密度計とも呼ばれる。

SSPC(えすえすぴーしー)

Steel Structures Painting Council USAの略。米国鋼構造物塗装協会。

SSPC-PA2規定(えすえすぴーしーぴーえーつーきかく)

フィッシャー・インストルメンツの用語集には以下のようにある。SSPC(Steel Structures Painting Council USA 米国鋼構造物塗装協会)によるSSPC-PA2規定は防食塗装膜厚が各規格値の80%以上120%以内でなくてはならないと定められている。SSPC規格の入手は以下から(SSPCのHP: http://www.sspc.org/)。フィッシャー社の膜厚計はMP0RやFMP100などで、SSPC-PA2対応の測定モードがあり、3ポイントの測定平均が80/120%以内かの確認が容易にとることができる。またFMP100などの上位機種では、測定ポイントへのグラフィックガイドや統計処理ができる。

X線検出器(えっくすせんけんしゅつき)

X線の強度、流束、空間分布、エネルギースペクトルなどを測定する光検出器。(フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

HC計(えっちしーけい)

試料ガスに含まれる炭化水素(HC)の濃度を測定・分析する機器。(=炭化水素計)

FDA(えふでーえー)

(Food and Drug Administration)アメリカ食品医薬品局。日本の厚生労働省に相当する政府機関。