計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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掃引(そういん)

測定値を画面にグラフ表示する計測器で、波形を描画していくこと。テクトロニクスの冊子「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)では以下の解説がある。「掃引:オシロスコープの電子ビームが、CRTディスプレイ上を水平方向に左から右へ移動すること」

掃引信号発生器(そういんしんごうはっせいき)

掃引信号を発生する測定器。スペクトラムアナライザと併用して高周波デバイスなどの周波数特性を測定する。 (=スイーパ)

掃引速度(そういんそくど)

測定値を画面にグラフ表示する計測器で、横軸の描画速度のこと。オシロスコープでは時間軸、スペクトラムアナライザでは周波数、光スペクトラムアナライザでは波長。

騒音計(そうおんけい)

音の大きさを測定する特定計量器。普通騒音計と精密騒音計がある。

相関関数(そうかんかんすう)

(Correlation Function)2つの相関関数(自己相関関数と相互相関関数)がある。(小野測器の「FFT解析に関する基礎用語集」より)

相互相関関数(そうごそうかんかんすう)

(Cross-Correlation Function)相互相関関数は2つの信号のうち一方の波形を時間τだけ遅延させたときのずらし量τの関数として定義され、2信号間の類似度や時間遅れの測定に利用される。もし、2信号が完全に異なっているならば、τに関わらず相互相関関数は0に近づく。2つの信号がある系の入力と出力に対応するものであるときに、その系の持つ時間遅れの推定や、外部雑音に埋もれた信号の存在の検出および信号の伝播径路の決定などに用いられる。相互相関関数はクロススペクトルの逆フーリエ変換により求めている。(小野測器の「FFT解析に関する基礎用語集」より。詳しい数式は小野測器HPを参照)

相互変調歪み(そうごへんちょうひずみ)

(Inter-modulation distortion) 周波数の多重化に伴い、デバイスや通信システムに近接した基本波を通すことが多くなってきた。この場合デバイスや通信システムにおける非直線性により、近接する基本波同士あるいは基本波の高調波と基本波の間で高調波歪みが発生し、これを相互変調歪みという。特に、2つの近接した基本波を通した場合に一方の基本波と他方の基本波の2次高調波との間で発生する高調波歪みを「3次相互変調歪み」といい、基本波の近傍に現れるためにフィルタで除去できず、デバイスや通信システムを評価する重要なパラメータとなる。

送信機テスタ(そうしんきてすた)

携帯電話の基地局・端末の開発・製造をはじめ、基地局の建設・保守までの送信特性を測定する機器。主にアンリツ製品を指す。

増幅(ぞうふく)

信号を1つのポイントから他のポイントへ送信する際に、信号の振幅を増大すること。(テクトロニクス「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)より)

増幅器(ぞうふくき)

小さい電圧信号を大きく(増幅)する機器。 (=アンプ)高電圧対応の電力増幅器や高周波対応のプリアンプなどがある。

ソース電流(そーすでんりゅう)

(Source Current)電源装置が通常ACラインから電力を消費し直流に変換し、電力を負荷側に供給している状態の出力電流をソース電流という。反対に負荷側から吸い込んでいる状態だとシンク電流という。(株式会社高砂製作所の用語集より)

ソースマッチング(そーすまっちんぐ)

(Source matching) 信号源(ソース)と伝送線路とのインピーダンス整合をとること。

ソースミスマッチ誤差(そーすみすまっちごさ)

(Source mismatching error) 信号源(ソース)と伝送線路とのインピーダンス不整合による誤差をいう。ネットワークアナライザによる測定においても生じる測定誤差で、送信側ポートにおいてDUTからの反射信号が信号源部で反射してDUTに再入射することに起因する誤差である。事前に送信側ポートに標準器(ショート端やオープン端)を接続し、補正することができる。

測温抵抗体(そくおんていこうたい)

金属の電気抵抗率が温度に比例して変わることを利用した温度センサー。

側波帯(そくはたい)

(Side band) 搬送波(周波数: fc )に対して、f1~f2の周波数帯を持った信号波(ベースバンドという)で振幅変調すると、搬送波を中心として、これより低い周波数成分fc-(f1~f2)と、これより高い成分fc+(f1~f2)が生ずる。これを側波帯という。下図のように搬送波より低い方を下側波帯(LSB: Lower Side Band)、搬送波より高いほうを上側波帯(USB: Upper side Band)という。2つの測波帯を含む周波数帯(fc-f1~fc+f1)がこの通信で使用される占有帯域幅となる。

側波帯雑音(そくはたいざつおん)

(Side band noise) 発振器の出力信号において、その中心周波数の極く近傍で位相の“揺らぎ”によって発生する雑音(位相雑音)。スペクトラムアナライザの局部発振器において、この側波帯雑音が大きいとスペクトラムアナライザの分解能帯域幅(RBW)を十分狭くしても、測定しようとする近傍の信号がこの側波帯雑音に埋もれてしまい、測定不能になることがある。そこでこの側波帯雑音の仕様を、中心周波数から離れた周波数(オフセット周波数)において、1Hzの帯域幅に含まれる雑音レベルで規定している。例えば、≦ -100 dBc/Hz ( ≧ 10 kHz オフセットにおいて) などと表記される。これは、10 kHz 以上離れた周波数においては、側波帯雑音が中心周波数のレベルに比べて 100 dB 以上小さいことを表している。

SOP(そっぷ)

(Small Outline Package )多ピン半導体の形状の1つ。平たい長方形の2つの長辺に外部入出力用のL字型のピンを並べている。表面実装用のパッケージの1つ。

ソフトスイッチング(そふとすいっちんぐ)

株式会社高砂製作所の用語集には次のようにある。ソフトスイッチングは高周波共振現象を利用しスイッチング素子の印加電圧が0Vあるいは導通電流が0Aになってから、スイッチ素子のON/OFFを行うスイッチング方式。スイッチング損失、電磁干渉(EMI)ノイズの低減などで、従来のハードスイッチング方式に比べ数々の優れた特徴がある。また同社の「交流電源」用語解説にはこうも記載されている。PWM方式スイッチングの諸問題を低減する技術で、スイッチ素子のターンオン・ターンオフの時期に電圧波形と電流波形の重なりを共振動作などを用いて最適化し、スイッチ素子の導通ロスを低減するように設計されたスイッチング方式で、スイッチング損失やスイッチングノイズを低減する全く新しい方式。

ソフトスイッチング方式(そふとすいっちんぐほうしき)

スイッチング電源で、パワーデバイスのスイッチング時、共振現象を巧みに利用して電圧または電流がゼロとなった状態でスイッチングを行う電源回路方式。(菊水電子工業の製品総合カタログ・用語集より)

ソフトスタート(そふとすたーと)

計測用電源で、起動時に電源機器や負荷のストレスを軽減するために、出力電圧または電流を徐々に最終値へ達するように変化させる機能のこと。(菊水電子工業の製品総合カタログ・用語集より)