計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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Keysight World(きーさいとわーるど)

世界的な総合計測器メーカのキーサイト・テクノロジーが毎年開催する自社イベント(個展)の名称。日本だけでなく世界中で開催している。日本では2016年7月に東京で開催された記録が残っている。 1~3日間の日程で、カンファレンス(最新技術の講演)と計測器の展示(カンファレンスで紹介した機器以外も展示)で構成される。時代に合ったテーマの講演、セミナーと、同社の新製品や、今後発表予定のソリューションを知ることができる。キーサイト・テクノロジーだけでなく同社のパートナー企業も参加し、個々に展示ブースを設けることもある。Tech Eyes Online取材班は、展示品の中から目利きして選んだ製品群を、イベントレポートで紹介している。世界最高速の広帯域オシロスコープの世界初披露や、小型・軽量になった53GHzのベクトルネットワークアナライザ(USB計測器)、オール・フォトニクス・ネットワークを目指すNTTのIOWNなどで使われる、近未来の光電融合デバイスの評価ソリューション(偏波シンセサイザほか)、産総研G-QuATから2023年に受注した1000量子ビットシステム(量子コンピュータの制御部である、マイクロ波PXI製品)など毎回、最新のソリューションが紹介される。同社の強みである高周波の新製品の数々が展示される。 計測器の展示会というと古くはJEMIMA(ジェミマ、日本電気計測器工業会)が開催する計測展(現IIFES、アイアイフェス)があるが、海外の計測器メーカはいつの頃からか参加しなくなった(効果がなくなった為と推測される)。国内の計測器メーカも30周年や100周年などの節目に個展を開くことはあるが、原則、大きな総合展示会に参加している。オシロスコープのトップベンダー、テクトロニクスもKeysight World同様に毎年、個展を開いている(テクトロニクス・イノベーション・フォーラム、TIFと称している)。ローデ・シュワルツはコロナ以前に毎年開催していたEMCユーザ会議を2024年からR&S Technology Symposiumとして復活させた(同社は2018年に広帯域オシロスコープを発売するなど、EMC以外の分野にラインアップを広げているので、個展の名称からEMCを外したと思われる)。このように外資の大手計測器メーカは4月から9月に個展を開催している(2025年現在)。 テレビ・オーディオ測定器の2トップ(逆にいうと唯一の国産2社)である、リーダー電子とアストロデザインも、計測展には出展せず、映像関連の専門展示会(Inter BEEなど)に参加し、2015年頃から毎年プライベートショー(個展)を開催している(リーダー電子は2018/2019年の2回、アストロデザインは毎年開催中)。小野測器は人とくるまのテクノロジー展(会場:パシフィコ横浜)の常連だが、同時期に会場近くのホテル上層階の大会場で個展を開き、招待状を送付した特別の顧客だけに情報提供をしてきた(2020年からコロナウイルスの蔓延で中止している)。日置電機は設立80周年、90周年などの節目に本社(長野県上田市)で個展を開催している(2024年に90周年イベントを開催)。アンリツは2025年に130周年記念でTECHNO PLAZAと題した個展をゆりかもめ 国際展示場駅下車のTFT(東京ファッションタウン)で開催した(非公開でVIPのみを招待)。共和電業は2016年に東京で「2016 KYOWA展」を開催している。このように国産計測器メーカは時々、個展を開催する。 TechEyesOnlineは2017年8月に開設し、2018年と2019年の7月に開催されたKeysight Worldを取材して、新製品などを記事で紹介した。2020年はコロナ対策で開催は中止され、2021年と2022年は10月にオンラインで開催された。2023年8月には、4年ぶりの対面での開催が御茶ノ水駅近くの会場で催された。以降、2024年、2025年と開催は続いている。 キーサイト・テクノロジーはCEATEC(旧エレクトロニクスショー)に出展している数少ない計測器メーカの1社である。 【編集後記】今年のCEATEC

kHz(きろへるつ)

(kilo hertz) 周波数の単位で、1,000Hz(ヘルツ) に相当。k(キロ)は10の3乗の接頭辞。可聴周波数(人間の耳に聞こえる音の周波数)は、20Hz~20,000Hzといわれ、オーディオ機器は数100kHz程度までの周波数を扱っている。 数100kHz程度までを低周波と呼んでいることが多い。ただし、「高周波」や「低周波」は明確に何Hzという定義はなく、その時に説明する内容によって使われる用語である。 SGということばは信号発生器の略記だが、RF分野では「標準信号発生器」などの高周波の機器をSGと称している。オーディオ機器で使われる信号の発生器は通常はファンクションジェネレータなので、FGと記載すべきだが、(RFではなく)オーディオ分野の文献でSGという表記も良く見かける。文献の筆者は(FGも含む)信号発生器の意味でSGという用語を使っていると推測されるが、RF分野の技術者からすると「その周波数帯の話ならば、SGではなくFGではないのか」と違和感を覚えるかもしれない。計測器は同じことばが分野が異なると違う意味のことがある。低周波と高周波も(簡単そうな用語だが)要注意である。

KDH(けーでぃーえっち)

Kanto Denki Hoankyoukai(財団法人関東電気保安協会、Kanto Electrical Safety Inspection Association)の略号。車体にKDHと書かれた関東電気保安協会の自動車や自転車を街中で見かけることがある。

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