計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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REF CAL(あーるいーえふきゃる)

(Reference Calibration)非接触温度計(サーモグラフィ、放射温度計)関連の用語。測定対象物の放射が低く、温度が室温付近や低温の場合、室温や周囲温度からの反射成分が無視できなくなり、放射率補正では誤差が生じる。この誤差を補正するために環境温度に相当する物体を測定し、室温反射を補正する信号を発生させ、以後の補正値とする動作をいう。関連用語:IRSP CAL、ERSP CAL。(日本アビオニクス株式会社の「赤外線や工業計測器に関する用語」より)

RTD(あーるてぃーでぃー)

(Resistance Temperature Detector)直訳すると「温度を検知する抵抗」、日本語では「測温抵抗体」と呼ばれる。RTDという略記も大変良くされる。温度センサとして熱電対(TC)とともに良く使われる。一般に金属は温度によって抵抗が変化する。抵抗値と温度の相関にリニアリティがある材料を選びRTDをつくる。構造はセラミックやガラスの上に1本の金属線があり、これを回りから保護して、2本の端子を出している。安定性が良く、入手が容易な白金(Pt100)がもっとも良く使われる。

IRSP CAL(あいあーるえすぴーきゃる)

(Internal ReSPonsive Calibration)非接触温度計(サーモグラフィ、放射温度計)関連の用語。内部基準黒体と基準室温黒体によって行うセンサの感度補正。ほかに外部黒体などを使うERSP CAL (External ReSPonsive Calibration)がある。関連用語:REF CAL 。(日本アビオニクス株式会社の「赤外線や工業計測器に関する用語」より)

IP保護等級(あいぴーほごとうきゅう)

IEC(国際電気基準会議)のIEC 60529や、JIS(日本工業規格)のJIS C 0920により規定されている、保護等級(IPコード)。IPの後に2桁の数字で表す。株式会社東京測器研究所の「びずみ測定用の変換器の用語」には次のような説明がある。IP保護等級:外郭を持つ電気機械器具内部の保護の程度を規格化しているもの。JIS C 0920(またはIEC60529)に基づいて「外郭内の危険な個所への接近に対する人体の保護」および「外来固形物と水の浸入に対する保護」について2桁の数字で等級分類している。当社変換器はこの規格に準じて外来固形物と水の浸入に対する保護の目安として[IP○○相当]として表している。

アコースティックエミッション測定器(あこーすてぃっくえみっしょんそくていき)

材料が変形したり破壊する時に発生する弾性波(アコースティックエミッション)を測定する機器。

アスマン式通風乾湿計(あすまんしきつうふうかんしつけい)

乾球と湿球の温度から公式によって相対湿度を読み取る方式の湿度計。二本の同種・同型・同体の温度計を並べ、一方の乾湿部を水で湿らせたガーゼ等で包み、この湿球が水の蒸発による気化熱によって湿度が低下することをこれを利用して湿度を測定する機器。

圧力キャリブレータ(あつりょくきゃりぶれーた)

圧力計のメンテナンスや工場検査工程での計測・校正作業を行う測定器。海外製の計測器が多い。代表はベーカーヒューズ。Druck(ドラック)の圧力計、圧力校正器がGE(ゼネラルエレクトリック)グループに吸収され、「GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ 」の会社名で販売されてきたが、さらにGEからBaker Hughes(ベーカーヒューズ)が大株主となった。会社名はベーカーヒューズだが、ブランドとしてはDruckが有名で、現在もブランドは健在。フルークもラインアップが多い。温度・露点計測器が有名なMichell(ミッシェル)も圧力計をつくっている。国産では横河計測の圧力キャリブレータが、「コンパクトキャル」などの品名で販売されている。大型プラントの代表である原子力発電所は、定期点検の期間を13か月ごと、と法律で規定しているため、定期点検で数多くの圧力キャリブレータが必要になる。日本の原発で採用されているのはドラックと横河の2社が多い。フルークやミッシェルも使われている。

圧力計(あつりょくけい)

気体や液体の圧力を測定する機器。計測器としての圧力計以外に、工場・発電プラントなどの配管各所などの圧力を計測して表示する、設置型の圧力計もある。(=マノメータ)

圧力校正器(あつりょくこうせいき)

圧力計のメンテナンスや工場検査工程での計測・校正作業を行う測定器。

圧力センサー(あつりょくせんさー)

2つ意味がある。1. 計測器である圧力計の構成要素には圧力センサーがある。計測器本体とは別にレンジ別に圧力センサーがあり、センサーを選択して本体と組み合わせて使用する機種も多い。2. 単体(部品)としての圧力センサー。圧力を検出するセンサー。各種の方式や種類があり、通販でも売っている。メーカはオムロン、キーエンスなどの大手センサメーカから中小までたくさんある。

圧力調整器(あつりょくちょうせいき)

圧力供給源(コンプレッサー等)と組み合わせて、発生する圧力を調整する機器。

圧力発生器(あつりょくはっせいき)

圧力を発生する機器。圧力発生ハンドポンプなどがある。

圧力発生ハンドポンプ(あつりょくはっせいはんどぽんぷ)

手動で圧力を発生するポンプ。(=ハンドポンプ)

アナログ圧力計(あなろぐあつりょくけい)

工場、プラントなどに設置されているメータ(指示計)で、針が圧力の値を示している。ほとんどが丸い形をしている。長野計器がメーカとして有名。

アネモマスター風速計(あねもますたーふうそくけい)

カノマックスの風速計の通称。略称:アネモマスター。

アネロイド気圧計(あねろいどきあつけい)

内部を真空にした円板状の金属製容器の表面が、気圧変化によって上下するのを、てこで指針に伝える方式の気圧計。

ERSP CAL(いーあーるえすぴーきゃる)

(External ReSPonsive Calibration)非接触温度計(サーモグラフィ、放射温度計)関連の用語。外部黒体もしくはヒータ(100℃以上)と基準室温黒体によって行うセンサの感度補正で、環境温度が上下限(40℃、0℃)付近の場合に行う。ほかに内部基準黒体などを使うIRSP CAL (Internal ReSPonsive Calibration)がある。関連用語:REF CAL。(日本アビオニクス株式会社の「赤外線や工業計測器に関する用語」より)

イニシャル測定(いにしゃるそくてい)

ひずみ測定器メーカである株式会社東京測器研究所のデータロガーには、測定値の処理方法として3つの測定モード(ダイレクト測定、メジャー測定、イニシャル測定)がある。イニシャル測定:ひずみ測定では、無負荷の状態でも初期不平衡値(初期値またはイニシャル値とも言う)がある。この値を測定して記憶すること(同社の「測定器の概要と主な用語」より)。

渦式流量計(うずしきりゅうりょうけい)

カルマン渦の発生周波数が所定の範囲では流速に比例することを応用して流量を測定する機器。

雨雪量計(うせつりょうけい)

雨と雪の量を測定する機器。気象関連計測器の代表的な機種。