コンデンサ
(独: Kondensator、英: capacitor)
電荷(静電エネルギー)を蓄えたり放出したりする受動素子。抵抗(R)、インダクタンス(L)と並ぶ、電気回路理論の集中回路定数の1つ。回路記号ではCと記載される。静電容量とも呼ばれる。
日本ではコンデンサといわれることが多い(俗称)が、正式にはキャパシタと記載される。特に電子部品はケミコン(ケミカルコンデンサ)やMLCC
(積層セラミックコンデンサ)など、キャパシタではなくコンデンサという名称が多い。物理量としてのC(静電容量)もキャパシタではなくコンデンサと呼称する年配のエンジニアは多い。コンデンサは日本語では「蓄電器」である(Lであるインダクタの別名、コイルの元の日本語は「線輪」)。日本ではコンデンサと呼ぶことが多いが、英語(海外)ではキャパシタである。
コンデンサの値(静電容量)を測定する計測器はキャパシタンスメータと呼ばれる。
参考記事:LCRメータの基礎と概要 (第1回)
・・・集中回路定数としての抵抗、コンデンサ、インダクタを解説。