計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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48V電源(よんじゅうはちぼるとでんげん)

48Vの直流(DC)電源のこと。一般に電子機器はDC駆動だが、商用電源(コンセントの電気)は交流(AC)のため、電子機器は内部の電源回路でACからDCを作るか、PCのACアダプタのようにACをDCに変換するコンバータが外部に必要となる。通信機器の多くはDC48V駆動が多く、NTT局舎も装置には48Vを供給する電源装置や配線がある。計測用電源の大手メーカ、高砂製作所HPには「通信機器駆動用」というタイトルで「-48V直流電源」が掲載されている。自動車の電動化で、従来の鉛蓄電池(12V)を高圧化するのに、日本メーカは数百Vにしているが、ドイツを中止にEUでは48V(LV14規格)の採用が進んでいる。IoTで流行りのビックデータを扱うデータセンターでは近年、直流給電で電力ロスを減らす方策が報じられている(サーバもAC駆動でなく、DC駆動の製品が増えるかもしれない)。

4出力電源(よんしゅつりょくでんげん)

1台で出力数4chの多出力直流電源。

4端子法(よんたんしほう)

(four-terminal method)一般にテスターなどで抵抗を測定する場合は2本の線でDUTに接続する。ただし、抵抗値が小さい場合は接続ケーブルの抵抗分などが測定値に影響して大きな誤差になるため、4本の線で接続する。これを4端子法(または4端子測定法、4端子接続、4線接続)と呼ぶ。別名:ケルビン接続。電圧測定線(2本)と電流測定線(2本)を用意して4本の接続線で測定を行う。LCRメータなどのインピーダンス測定器は4端子法を採用している。

4-20mA(よんにじゅうみりあんぺあ)

アナログ出力の規格で、電流出力の範囲が4mA~20mAの範囲で出力されること。計装用機器の標準アナログ出力として採用されている。アナログ出力しか持たない計測器は4-20mAになっているモデルが多い。計測器のアナログ出力を記録計(ペンレコーダなど)に入力して、紙に印字する場合、計測器のレンジのフルスケールに対応して4~20mAが流れる。そこで記録計の設定を4~20mAにしておくと、適切な大きさで描画することができる。現在の計測器はデジタル全盛の時代であるが、計装など、プラントの現場では、アナログ値を紙に印刷して確認することが多い。たとえば新幹線の開通の為の試運転・試験では、振動や騒音などの計測データを記録計に入力して、試験中に紙に印刷し続け、検査員は気になる箇所に印をつけて試験が行われた。現在はだいぶ電子化され、記録計がデジタルデータをメモリに蓄積するが、紙に印刷されていく波形を検査員が目視で確認する手法は、一番合理的で間違いのない確かな手法と考えられている。印刷できることを最大の特徴とするエー・アンド・デイ(旧三栄測器、日本アビオニクス)の記録計、オムニエースは、現在でもメモリーレコーダとしてシェアを確保している。工業計器メーカの雄、横河電機の記録計がペーパーレス(印刷機能が無い)で、通信機能によって記録計からデータを収集することを大きな特徴にしていることとは正反対である。計測器はアプリケーションによって同じカテゴリでも(たとえば同じ記録計といっても)、機能が大きく異なることがある1例といえる。

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