計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

41

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

投影器(とうえいき)

映像をスクリーン等に映し出す機器。

等価時間サンプリング(とうかじかんさんぷりんぐ)

サンプリングオシロスコープに使われている手法。繰り返し入力される信号に対して用いられるサンプリング。通常のサンプリングの周期より、はるかに高い時間分解能を得ることができる。下図のようにサンプリングの開始時間を、通常のサンプリングよりも、少しずつずらせながら、複数回測定し、重ねて表示する。これにより、非常に高速のサンプリングを行ったことと等価な表示が得られる。ただし、1回だけでは、正しい波形が得られない。繰り返し波形で、安定にトリガがかかる場合にしか適用できない。テクトロニクスの冊子「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)では以下の解説がある。「等価時間サンプリングは、オシロスコープのサンプリング・モードで、繰返し信号において少しずつ情報を取込み、その波形を構成するもの。ランダムとシーケンシャルの2種類に分けられる。」

同軸型プローブ(どうじくがたぷろーぶ)

ガウスメータと一緒に使用する軸型のセンサー。(=アキシャルプローブ)

同軸ケーブル(どうじくけーぶる)

電気信号を伝送する電線のひとつ。導体線の周囲を絶縁体で覆い、さらにその周囲を外部導体で覆った形をしたもの。両端のコネクタ形状がBNC型であれば「BNCケーブル」、N型であれば「N型ケーブル」。

同時サンプリング(どうじさんぷりんぐ)

多チャンネルA/Dコンバータで、各チャンネルのサンプリングタイミングが同時にサンプリングされる方式で、リアルタイムで状態が変化する測定でも、全チャンネルが同時にサンプリングするので誤差が最小になる方式。燃料電池(FCスタック)、二次電池(組電池)などの特性測定に最適。(株式会社高砂製作所の用語解説より)

導電率計(どうでんりつけい)

導体の中での電流の流れやすさ(導電率)を測定する機器。

導波管可変減衰器(どうはかんかへんげんすいき)

導波管対応の可変抵抗減衰器。

導波管方向性結合器(どうはかんほうこうせいけつごうき)

導波管対応の方向性結合器。

動ひずみ測定器(どうひずみそくていき)

短い時間周期で繰り返す変形(ひずみ)を測定する機器。

トーンプローブセット(とーんぷろーぶせっと)

心線対照器の1種。通信線がLANや電話線などの電気のとき、音(トーン)によって心線を知らせる、トーン発生器(送信部)とプローブ(検出器・受信部)を組み合わせた製品が「トーンプローブセット」と呼ばれる。メーカはフルーク・ネットワークスやグッドマンが有名。高度経済成長期に通信インフラが拡充されていた時代はTDR(ケーブルロケーター)同様に、大手計測器メーカが電気の心線対照器を製造していたが、現在はほとんど生産終了している。少なくとも国産メーカではつくっていない。

特性インピーダンス(とくせいいんぴーだんす)

(Characteristic impedance) 電気信号を一様な伝送線路(伝送線路の媒体の種類や構造が一定)により伝送する場合に、ある伝送線路上において発生する電圧と電流の比として表現される。単位としてはオーム[Ω]が用いられ、通常50Ωや75Ωが用いられる。高周波回路で適用される分布定数回路においては、単位長さあたりのインダクタンスがLで、単位長さあたりの静電容量がCの場合で損失のない均一な伝送路の特性インピーダンスZ0は左式であらわされる。また、伝送路が同軸線路でその外導体の内径がD, 内導体の外径がd の場合の特性インピーダンスZ0は右式であらわされる。ここで、εr は同軸線路の絶縁物の比誘電率である。

トグルスイッチ(とぐるすいっち)

人が操作するスイッチの代表的な1つ。操作部分は野球のバットを指で押せるくらい小型にしたような形状で、通常は上下に動かしてON・OFFを切り替える。工業機器全般に使用される。以前は計測器の電源スイッチや切換ボタンに多く使われていたが、最近の計測器ではあまり見かけなくなった(切換操作ボタンは点灯するLEDを内蔵したソフトタイプのキースイッチが多くなった)。トグルスイッチの代表的なメーカにNKKスイッチズ株式会社がある。

突入電流(とつにゅうでんりゅう)

別名:ラッシュカレント(Rush current)。規定された時間間隔で入力電圧の投入遮断を行ったとき、入力電流が定常状態に達するまでに流れる最大瞬時電流(0 to peak)。(菊水電子工業の製品総合カタログ・用語集より)

突入電流測定器(とつにゅうでんりゅうそくていき)

機器の電源を投入した際に流れる、定常よりも遥かに大きい電流を測定する機器。

ドップラ流量計(どっぷらりゅうりょうけい)

超音波ドップラ方式を利用した流量計。

トラッキング誤差(とらっきんぐごさ)

(Tracking error) ネットワークアナライザによる測定において生じる測定誤差の1つで、「周波数レスポンス誤差」とも呼ばれ、反射トラッキング誤差と伝送トラッキング誤差の2種類がある。これらは、ネットワークアナライザを構成する回路要素(方向性結合器・ミキサ・局部発振器・検波器等のハードウェア)の周波数レスポンス(周波数応答特性: 振幅と位相の両方の特性を含む)の差異により生じる。「反射トラッキング誤差」は、反射測定において送信側ポートからの反射信号と基準信号を受信する回路要素の周波数応答の違いに起因する誤差であり、「伝送トラッキング誤差」は、伝送測定において受信側ポートの伝送信号と基準信号を受信する回路要素の周波数応答の違いに起因する誤差である。

トラフィック(とらふぃっく)

(Traffic)ネットワークを流れる情報、または情報量を指すネットワーク・通信の用語。直訳すると「交通」。

トランシーバ(とらんしーば)

1. 有線・無線通信で送信機や送信部品のこと。2. 無線で通信する機器のこと。以前は片側通信の機器が多く、自分が話すときはボタンを押し、相手が話すときはボタンを離す、という操作をして会話した。携帯電話が普及する以前は離れた2つの場所で会話できる無線通信機器として活躍した。たとえば、工事現場や、遠足の引率で先頭と最後尾など。1980年頃はまだ携帯電話は無く、2台に分乗して高速道路を走るとき、どこのサービスエリアで待ち合わせるかを、トランシーバがあると便利だった。現在も工事現場などで使われるが、携帯電話の小型化、普及により、工事現場での使用例は減っている。

トランジェント(とらんじぇんと)

オシロスコープにより1度だけ観測される信号で、単発現象とも呼ばれる。(テクトロニクス「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)より)

トランス(とらんす)

交流電圧を変換させる機器。