計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

24

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

ボイスクオリティテスタ(ぼいすくおりてぃてすた)

VoIP上の音声の品質評価をする測定器。

ボイスレコーダ(ぼいすれこーだ)

音声を記録する機器。(計測器ではない)

方形波(ほうけいは)

(square wave)時間とともに大きさが変化する交流で、2つの値(たとえばゼロと5V(ボルト)や、-5V(マイナス5ボルト)と+5Vなど)しかない波形。波の形が四角の方形になっていることから方形波や矩形波(くけいは)と呼ばれる。数学的な定義はそうだが、実際には大きさを変えるには有限の時間が必要で、瞬時に変化したように見えても、時間軸を拡大すればなだらかな曲線によって値は変化している。そのため、方形波が下から上の値の幅の、10%から90%にに変化する時間を立ち上がり時間という。実際に方形波をつくろうとすると、オーバーシュートのような現象も起こる。立ち上がり時間が設計仕様を満足していないと、機器の安定動作が保証されないことがある。立ち上がり時間やオーバーシュートを検査するのに、アイパターンの確認がある。単発の方形波で、(そのシステムが扱っている時間変化(周波数)に比べて)上の値の時間が短い(短時間に信号が変化する)ものをパルス波と呼ぶ。方形波のデューティ比が小さいとパルス列になる。交流波形の種類で非正弦波(正弦波(サイン波)でない波形)の代表として方形波(矩形波)や三角波がある。「方形波:一般的な波形の形状の1つで、繰返す方形のパルスで構成される(テクトロニクス「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)より)。」

方向性結合器(ほうこうせいけつごうき)

信号と信号を結合させる機器。RFで使用される機器。 (=カップラ)

放射温度計(ほうしゃおんどけい)

物体から放射される赤外線の強度を検出して、物体の温度を測定する温度計。「赤外線放射温度計」を略して「放射温度計」とよんでいる。

放射収支計(ほうしゃしゅうしけい)

地表面に入射する日射、水蒸気、炭酸ガスと、雲から放出される赤外線の成分の収支量を測定する機器。メーカは日射計などの気象関連測定器で有名な英弘精機や、計測・計量・分析・理化学機器の北浜製作所など。

放射能測定器(ほうしゃのうそくていき)

放射能を測定する機器の総称だが、放射線の量や濃度を測定する「放射線測定器」や「線量計」、「ガイガーカウンター」を指すことが多い。放射線測定器はガス検知器同様に、可搬型で人に危険を知らせる目的で使われる。

包絡線検波器(ほうらくせんけんぱき)

(Envelope detector) 振幅変調された電気信号の包絡線のみを取り出す検波器をいう。左図が検波器に入力する振幅変調信号(と包絡線)、右図が検波器の出力の包絡線信号。

ポータブル(ぽーたぶる)

(portable)計測器の形状(用途)による分類に、ベンチトップ(据え置き型)か可搬型かがある。可搬型はハンドヘルド(片手で持てる、という意味)といわれることが多い。代表例はデジタルマルチメータ(DMM)で、ハンドヘルドは縦型で片手で持ち、もう一方の手で操作する。オシロスコープやスペクトラムアナライザのような波形表示部分がある測定器はベンチトップが主流だが、屋外の現場向きに、縦型で前面上部に表示部、下部に操作部があり、片手で持って使う薄型のハンドヘルド型の機種がある。スペクトラムアナライザは、形状による分類ではベンチトップとポータブルに分類される。ポータブルとは、持ち運べる、場所を移動できる、という意味で、ハンドヘルドも十分にポータブルなので、両社の違いは判然としない。屋外での使用を想定した可搬型のスペクトラムアナライザは、軽量・薄型だが、横長の薄型ディスプレイのような形状のモデルもあり、ポータブルと呼ばれることが多い。DMMを代表に、縦型の機種をハンドヘルドと呼んでいるが、ポータブルとの違いは明確に定義がない。オシロスコープはベンチトップでも軽量で、取っ手を片手で持ては十分持ち運びできる機種もあり、それらはポータブルといっても過言ではない。つまり、ポータブルとは明確な定義はないが、十分に軽量・小型な場合にベンチトップか、ハンドヘルドか、という分類とは別に使われている例があることばである。

ボード線図(ぼーどせんず)

(Bode Diagram)周波数応答関数H(f)のゲイン特性と位相特性の2つを1組とする周波数特性表示をボード線図という。ゲインの縦軸は、20log10(H(f))のデシベル(dB)単位、位相はdegree(またはラジアン)で表す。(小野測器の「FFT解析に関する基礎用語集」より)

ホール効果(ほーるこうか)

(Hall effect)電流の流れているものに対し、電流に垂直に磁場をかけると、電流と磁場の両方に直交する方向に起電力が現れる現象。主に半導体素子で応用される。(フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

ホール素子(ほーるそし)

導体中に電流を流して、それと直角方向に磁界を加えると、それぞれに直角な方向に電圧を発生する。この現象をホール効果といい、この現象を用いた素子をホール素子という。共立電気計器のAC/DCクランプメータ及びクランプセンサにはこのホール素子が採用されている。(共立電気計器株式会社の用語集より)

補間(ほかん)

オシロスコープで高速な波形を測定する場合の「ポイントを結ぶ」処理技法で、いくつかのサンプル・ポイントから波形を推定する。直線補間とsin(x)/x補間の2種類がある。(テクトロニクス「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)より)

保護継電器試験器(ほごけいでんきしけんき)

保護継電器(保護リレー)を試験する測定器。保護継電器は多くの種類があるため、どの範囲までを対象にするかによって測定器も多くの機種がある。機能を絞り込んだ小型のものから、多機能・大電力に対応した大型モデルまである。単相は小型、3相は大型になる。電流・電圧を発生する電源部と電力・位相・時間などを測定する計測部で構成されている。(=保護リレー試験器)

保護導体電流(ほごどうたいでんりゅう)

通常の動作状態で、保護接地導体を通して流れる電流(菊水電子工業の製品総合カタログ・用語集より)。漏洩電流試験器で測定する。

保護リレー試験器(ほごりれーしけんき)

保護リレー(保護継電器)を試験する測定器。保護リレーは多くの種類があるため、どの範囲までを対象にするかによって測定器も多くの機種がある。機能を絞り込んだ小型のものから、多機能・大電力に対応した大型モデルまである。単相は小型、3相は大型になる。電流・電圧を発生する電源部と電力・位相・時間などを測定する計測部で構成されている。(=保護継電器試験器)

ポジション(ぽじしょん)

(position)オシロスコープの波形の表示位置を調整するつまみ。垂直軸と水平軸の2つがある。垂直軸はチャンネルごとにdiv設定つまみがある場合はその数だけpositionつまみもある。

補助クランプ(ほじょくらんぷ)

EMIクランプを用いて測定する際に用いられる補助装置。電源側から入ってくる測定対象外の妨害波を吸収低減させると同時に負荷インピーダンスの安定度を改善して測定をより安定に行なうためのもの。

補正(ほせい)

オシロスコープの用語としては受動プローブの調整のこと。プローブとオシロスコープのキャパシタンスの整合をとること。(テクトロニクス「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)より)

ポラロイドカメラ(ぽらろいどかめら)

アナログオシロスコープ(オシロ)で観測した電圧波形を記録するためのカメラ。アナログオシロは観測したデータを記録する機能が無いため、表示画面を覆うようにポラロイドカメラを取り付けて、測定データの波形を撮影して保存した。オシロ用のオプションとしてポラロイドカメラが販売されていた。現在はアナログオシロの生産中止とともに販売されていない。