計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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MER(まー)

(Modulation Error Rate) 変調誤り率。TV関連測定器の測定項目にある。

マーカ(まーか)

メイン出力と別にある信号発生器の補助出力。DUTのトリガ信号やシリアル・デジタル・パターン用に使用できる。(テクトロニクスの冊子「信号発生器のすべて」の用語解説より)

マーカ出力(まーかしゅつりょく)

メイン・アナログ出力信号に同期したバイナリ信号を供給するデジタル出力の一種で、一般的には波形メモリと別のメモリからサンプル出力される。(テクトロニクスの冊子「信号発生器のすべて」の用語解説より)

マージン・テスト(まーじんてすと)

評価対象の機器の動作範囲内を超える状態で動作させ、どれくらいの値まで正常動作するかを試験すること。仕様で規定している数値を超える状態になっても、ある程度までは正常動作することが確認できれば、それが仕様の余裕(マージン)となる。計測器の例として次の解説がある。「コンポーネントやデバイス、システムに、ジッタやタイミング違反などのストレスをかけて動作限度を決定する一般的な信号発生器の用途。ストレス・テストとも呼ばれる。(テクトロニクスの冊子「信号発生器のすべて」の用語解説より)」

マイク(まいく)

マイクロフォン(microphone、マイクロホンとも表記)の略称だが、一般に「マイク」と呼称されることが多い。音響機器の1種で、音を収集して、電気信号に変換する。音響計測や騒音計などには必ず使用される。オーディオメーカだけでなく、計測器メーカとしてはB&K(ブリュエル・ケアー an HBK company)やリオン株式会社などがラインアップしている。

マイクロウェーブ(まいくろうえーぶ)

(Microwave)300MHz~30GHzの周波数の電波をマイクロ波やマイクロウェーブと呼んでいる。現在の携帯電話で利用されている周波数である。本用語集の「マイクロ波」の項目を参照されたい。無線通信関連企業には「マイクロウェーブ」を会社名に使う企業が多くある。

マイクロLED(まいくろえるいーでー)

R(赤)・G(緑)・B(青)がそれぞれ独立したLED。液晶や有機ELより高精細が実現できる。

マイクロオームメータ(まいくろおーむめーた)

マイクロオーム(μΩ)程度の抵抗を測定する機器。

マイクロコントローラ(まいくろこんとろーら)

(microcontroller)メモリやI/Oを内蔵して、電子機器の制御に特化した低価格のマイクロプロセッサ。制御用ICのこと。

マイクロコンピュータ(まいくろこんぴゅーた)

(microcomputer)マイクロプロセッサ(MPU/CPU)を使用した小型のコンピュータシステム。「大変小さい(micro)コンピュータ」、とでもいうネーミング。MPUとメモリなどで構成され、プリント基板上につくられる。最近の電気機器はほとんどマイクロコンピュータを内蔵している。また、1つのIC(Integrated Circuit)で基本動作を完結できるワンチップマイクプロセッサのことを指していることもある。たとえば自動車の主要装置であるECU(Electronic Control Unit、自動車内の各システムを制御する装置)に内蔵されているマイクロプロセッサを、マイクロコンピュータやマイクロコントローラ(micro controller)と呼称している。マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラはみな、「マイコン」と略称される。たとえばマイクロコンピュータで動作する電気機器を開発するのに使う計測器(評価ツール)であるICE(エミュレータ 、デバッガー)は、「マイコン開発支援装置」という呼称がある。参考記事:「車載マイクロコンピュータの基礎~車載システムを支える頭脳」。マイクロコンピュータの構造と動作原理を解説。

マイクロスコープ(まいくろすこーぷ)

物体の表面を拡大して見ることが出来る機器。電子顕微鏡の1種。(=モニタースコープ)

マイクロストリップライン(まいくろすとりっぷらいん)

(Microstripline)高周波信号をプリント基板上で伝送するために、部品実装面側に線状の信号パターンを作成し、裏側のグランド導体との間で電磁界を形成することで、同軸ケーブルと同様の効果をだすもの。ストリップラインとはプリント基板内に形成する信号経路のこと。

μs(まいくろせっく)

(micro second) 時間の単位「マイクロ秒」の表記。μ(マイクロ)は10のマイナス6乗の接頭辞。0.000001 秒に相当。秒は「セック」と呼称することが多い。オシロスコープや信号発生器などの計測器で設定や表示に良く出てくる。

マイクロ波(まいくろは)

(microwave)周波数3×10(8乗~11乗)(つまり数十MHz~数十GHz程度)の電波の総称。文献によっては「周波数300MHzから30GHz(波長1m~1cm)程度の電磁波」と説明される。携帯電話やテレビ放送(地上波デジタル、BS/CS衛星放送)、無線LAN、レーダー(気象や船舶)、電子レンジなど、幅広い用途に使われている。マイクロ波の波長はμm(マイクロメータ)ではない。電波は周波数が高くなるほど波長が短くなる。技術の進歩によって従来より高い周波数が使えるようになると、波長が小さいという意味で「マイクロ」と呼んだのではないかと想像される。さらに高周波の30GHz〜300GHz(波長1cm〜1mm)は波長の長さから、ミリ波と呼ばれる(下の周波数をマイクロ、といってしまったのに、さらに上の周波数が使えるようになると波長の長さで命名したと推定)。電波の分類ではマイクロ波よりミリ波のほうが波長が短い。波長が短いマイクロ波やミリ波は、もはや電線のような導体を伝搬することができず、導波管という筒状の導体で伝送される。総務省HPの「周波数帯ごとの主な電波の用途と特徴」によれば、マイクロ波は3GHz〜30GHz(10cm〜1cm)で略記はSHF(Super High Frequency)。その下が極超短波(300MHz〜3GHz、1m〜10cm、略記UHF:Ultra High Frequency)で、携帯電話やテレビ放送、電子レンジに使われる、とある。さらに下が超短波(30MHz〜300MHz、10m〜1m、略記VHF:Very High Frequency)で、業務用移動通信(列車無線や防災無線)やラジオのFM放送に使われる。たとえばラジオ放送のFM東京は80.0MHzである。参考記事:「くるまと無線~CASE時代を支える無線技術」。記事冒頭に周波数帯ごとの用途と特徴の概説がある。

マイクロ波周波数カウンタ(まいくろはしゅうはすうかうんた)

(microwave frequency counter)マイクロ波帯の周波数(数十MHz~数十GHz程度)を測定するカウンタ。無線通信分野で使用される。計測器の分類としては、時間測定器の内のエレクトリック・カウンタ(略してカウンタ)の1種。RFの帯域に特化した製品として「マイクロ波周波数カウンタ」という1ジャンルの品名があり、アンリツ、キーサイト・テクノロジーなどがラインアップしている。最近のユニバーサルカウンタには高い周波数まで測定できる入力があり、マイクロ波周波数カウンタの機能が包含されている機種もある。カウンタの詳細は当サイトの解説記事「基礎と概要」シリーズの「ユニバーサルカウンタの基礎と概要」を参照。https://www.techeyesonline.com/tech-column/detail/Reference-UniversalCounter-01/

マイクロ波信号発生器(まいくろはしんごうはっせいき)

数十GHz程度の高周波信号を発生する測定器。

マイクロ波増幅器(まいくろはぞうふくき)

数十GHzまで対応する増幅器(アンプ)。

マイクロプロセッサ(まいくろぷろせっさ)

(microprocessor)コンピュータで、演算・制御などの機能を1つの半導体チップに集積したもの。CPU (Central Processing Unit、中央処理装置)などのコンピュータの心臓部にあたる半導体チップのこと。略記:MPU。別名:マイコン。現在ではCPUとほぼ同義に使われている。マイクロプロセッサ(MPU/CPU)を動作させるソフトウェアの開発に使われる計測器がマイコン開発支援装置、別名:ICE(In Circuit Emulator、アイス)である。今やマイクロプロセッサはほとんどの電子機器に組込まれているため、「組込みマイコン」や「組込みシステム 」という言い方もされる。

マイクロボロメータ(まいくろぼろめーた)

非接触温度計(サーモグラフィ、放射温度計)の用語。熱型検出器で、非冷却型センサの一種。受光素子に赤外線が当たると温度上昇がおき、素子の抵抗値が変化する。抵抗値が温度によって変化する性質を利用したもの。最近ではVOx(酸化バナジウム)でつくられたものが主流。関連用語:UFPA。(日本アビオニクス株式会社の「赤外線や工業計測器に関する用語」より)

マイクロホン(まいくろほん)

(microphone)音を検出するセンサ。音響機器の1つだが、騒音計や音響計測器の重要な製品である。「マイクロフォン」という表記もされる。一般には略して「マイク」と呼称されている。