計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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漏洩電流計(ろうえいでんりゅうけい)

電気機器からの漏れ電流を測定する機器(=漏れ電流測定器)。簡易的に微小電流を測定するタイプと規格・法律に適合した測定を行うタイプがある。

漏洩電流試験(ろうえいでんりゅうしけん)

接触電流、または保護導体電流を測定する試験。(菊水電子工業の製品総合カタログ・用語集より)

漏電(ろうでん)

通常、屋内配線や電気器具は電気が漏れないように絶縁体で守られてるが、この絶縁体が古くなったり傷ついたして電気が漏れること。

漏電ブレーカ(ろうでんしゃだんき)

配線や電気器具が故障で漏電した際、自動的に電気を止めて感電や火災を防ぐ装置 (=漏電遮断器)。

RoHS(ろーず)

電気機器への特定有害物質の使用制限。欧州連合(EU)が指令。 2006年7月1日に施行。Restriction of Hazardous Substances(危険物質に関する制限)の頭文字から、「RoHS」や「RoHS指令」(RoHS Directive)と呼ばれる。

ロードセル(ろーどせる)

荷重の大きさや力を検出するセンサー。

ロードマッチング(ろーどまっちんぐ)

(Load matching) 負荷(ロード)と伝送線路とのインピーダンス整合をとること。

ロードミスマッチ誤差(ろーどみすまっちごさ)

(Load mismatching error) 負荷(ロード)と伝送線路とのインピーダンス不整合による誤差をいう。ネットワークアナライザによる測定においても生じる測定誤差で、受信側ポートにおいてDUTからの伝送信号が受信部で反射してDUTに再入射することに起因する誤差である。事前に受信側ポートに標準器(ショート端やオープン端)を接続し、補正することができる。

ロードレギュレーション(ろーどれぎゅれーしょん)

(Load Regulation)出力の負荷変動に対しての安定度。無負荷~全負荷での定電圧モードと定電流モードを通常は個別に表す。出力安定度に対しロードレギュレーションは、負荷に対する変動成分のみの記載になる。(株式会社高砂製作所の用語集より)

LoRa(ろーら)

(Long Range)少ない消費電力で広いエリアをカバーする無線通信方式のLPWA(Low Power, Wide Area)の1種で、IoT向けの通信に有望視されている。

6ダイヤル型可変抵抗器(ろくだいやるがたかへんていこうき)

6種類のダイヤルで抵抗値を設定する抵抗器。

6分力計(ろくぶんりょくけい)

自動車試験器の一種で、ホイールなどに作用する力を6分力で測定する機器。

ログペリオディックアンテナ(ろぐぺりおでぃっくあんてな)

広帯域の周波数を扱う際に使用されるアンテナ。

ロケーター(ろけーたー)

ケーブル障害位置測定器の内、銅線などの電気の信号ケーブルの測定器を指す。正式にはケーブルフォールトロケーター(Cable Fault Locator )。「欠陥の位置(fault location)を特定するもの」という意味。光ファイバケーブルのときはOTDRと呼ばれる。

ロゴスキーコイル(ろごすきーこいる)

電流プローブの1種。オシロスコープ(オシロ)などと併用される。測定電流の周りに生じる交流磁界により空芯コイルに誘起される電圧を変換して測定する。海外のPEM(ペム)社が専業として有名だが、テクトロニクス、テラダインなどのオシロメーカもラインアップしている。国内では岩崎通信機が近年ラインアップを増やしている。細い線に測定対象を通すため、乱暴な扱いをすると故障し、修理費用は新品購入と変わらないこともある。

ロジックアナライザ(ろじっくあならいざ)

デジタル回路の動作を調べる機器。構造は多チャンネルの電圧計。電圧を検出するが、アナログの値ではなく1か0のデジタル値でしか認識しない。また表示はソフトウェアコードや言語で電圧値ではない。各チャンネルの1・0の時間推移(タイミング)を表示する機能は現在のミックスドシグナルオシロのロジック入力機能の元となった。マイクロプロセッサ(MPU、CPU、マイコン)が普及した1970年代後半に出現し、組み込み機器の開発・デバッグに威力を発揮した。2000年代以降はICEのJTAG化と歩調を同じくしてその役割をほぼ終えた。バスアナライザ(プロトコルアナライザの1種)として延命している機種もある。略称:ロジアナ。マイコン黎明〜普及期には計測器メーカがこぞって参入したが、最終的にはHP(現キーサイト・テクノロジー)が多くのラインアップを揃えて、最後まで残った(独り勝ちになった)。4ビットから始まったCPUチップが16ビット、32ビットと進化すると、バスも増え、処理速度も高速化した。キーサイトはロジアナ内部に高速処理をするFPGAなどを搭載して、製品を増やした。他の計測器メーカは追従できずに撤退していった。テクトロニクスのモデルは一部のファンに好まれた。テクトロニクスの冊子「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)では「ロジック・アナライザ:多数のデジタル信号の論理ステートを時間軸に対する変化で表示する機器。デジタル・データを解析し、リアルタイムなソフトウェア実行、データ・フロー、ステート・シーケンスなどが表示できる」とある。余談だが、ある大手通信機器メーカは交換機の開発などで高額なロジアナを3桁の台数で使用した。ロジアナは電圧測定器だからと、このメーカは校正対象にしていた。これは大きな間違いである。ロジアナは電圧を測定しても1か0の表示しかしない。アナログの電圧計ではなく、プロアナのようなデジタル測定器である。精度がはずれてきて1を0に表示したら故障(修理)で、校正ではない。ただし社内規定で校正対象だから、校正周期(通常1年)ごとに校正書類を更新しないといけない。レンタルで運用している機材は、毎月のように校正の対応が発生し、現場は大いに無駄な作業を続けた、という笑えない話である。新しい測定器であるロジアナを正しく理解できる人材が、大手でも校正部門にはいなかったということか。

ロックインアンプ(ろっくいんあんぷ)

雑音に埋もれた微小な繰り返し信号を測定する機器。

ロッドアンテナ(ろっどあんてな)

ラジオ等のAV機器に搭載される伸縮式アンテナ。

露点温度計(ろてんおんどけい)

露点温度を測定する機器。略して「露点計」ということも多い。水は温度が下がると気体から液体に変化する。気体(空気などのガス)中に含まれる水分が水蒸気(気体)から水滴(液体)になる温度を露点温度という。露点温度計は水分量や湿度測定ができる。(=露点計)

露点計(ろてんけい)

空気中に含まれる水分は気体の状態だが、空気の温度が下がると液体になる。空気中の水蒸気が水滴となる温度を、その空気の露点という。露点計は気体(空気などのガス)の露点温度を測定する機器。「露点温度計」ともいう。空気中の水分の量によって露点温度は変わるので、露点から水分量を算出できる。つまり露点計は気体の水分測定(水分量、濃度%)ができる。これは湿度と同じことなので、湿度計を露点計という製品もある。露点計には2つの種類(鏡面冷却式、静電容量式)がある。ヴァイサラ、ミッシェルなどの海外メーカが有名だが、国内メーカのテクネ計測もラインアップがある。アズビル(旧山武)にも「温度/湿度/露点温度センサー」のような品名の製品がある。