計測関連用語集

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DAkkS(だっくす)

Deutsche Akkreditierungsstelleの略。ドイツ認定評議会。ドイツの国家認定機関である。(フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

DATデータレコーダ(だっとでーたれこーだ)

DATテープにデータを記録するデータレコーダ。記録メディアとしてのDATテープの生産中止にともない、現在はほとんど生産されていない。

D/Aコンバータ(でぃーえーこんばーた)

(Digital-Analog converter) D-A変換器ともいわれ、有限の2値(あるいは多値)のディジタル信号を連続的なアナログ信号に変換する電子回路をいう。

DSO(でぃーえすおー)

(Digital Storage Oscilloscope)現在のデジタルオシロスコープ(デジタルオシロ)の主流の方式。高速のサンプリングレートを持つADコンバータで、1回で信号波形を取りこむ、リアルタイム・サンプリングのオシロのこと。もう1つの種類として等価時間サンプリングの手法で、繰り返しデータ収集をして蓄積(ストレージ)するサンプリングオシロスコープがある。DSOの定義はオシロメーカによって若干異なるので、正確な解説は難しい。オシロの形名にDSOやMSO(ミックスド・シグナル・オシロ)とつけるメーカが増えた。テクトロニクスの冊子「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)には次のように解説されている。DSO(デジタル・ストレージ・オシロスコープ):A/Dコンバータを使ったデジタル・サンプリングで信号を取込むデジタル・オシロスコープ。アクイジション、ユーザ・インタフェース、ラスタ表示などをシリアル処理アーキテクチャで実行する。

DSP(でぃーえすぴー)

(digital signal processor)デジタル信号処理に特化したMPU(マイクロプロセッサ)。デジタル信号処理とは、アナログをデジタルに変換して、デジタルで演算などの処理を行い、アナログに戻すことを指す。汎用のMPUでも同じ処理をすることはできるが、限られた時間内に高速にデジタル信号処理をすることに特化したMPUがDSPである。現在、デジタルで処理をしている電子機器は大変多いので、たとえばデジタルオシロスコープにも搭載されることが多くなった。メーカとしてはTI(ティーアイ、テキサスインスツルメンツ)やアナログ・デバイセズが有名である。

DMM(でぃーえむえむ)

Digital Multi Meter の略。(=デジタルマルチメータ)

DO計(でぃーおーけい)

液体中の酸素の量を測定する機器。(=溶存酸素計)

D級パワーアンプ方式(でぃーきゅうぱわーあんぷほうしき)

交流電源でのスイッチング方式で、原理的には半導体のONとOFFの状態を高速で行い電圧調整する。半導体のリニア領域で抵抗値分圧し電圧調整する方式(リニア方式)に比べエネルギー損失が少なく効率が高いが、リニア方式に比べ応答速度やノイズの点では多少劣る。(株式会社高砂製作所の「交流電源」用語解説より)

D-subコネクタ(でぃーさぶこねくた)

コンピュータと周辺機器をつなぐケーブルに多く使われている、小型の多ピンコネクタ。ピンの外側を金属が囲み、嵌合すると金属で覆われシールドされる。たとえば、HDMIなどが普及する前の古いモニタ(ディスプレイ)のコネクタは15ピン、セントロニクスやRS-232Cのプリンタは25ピン。Wikipedia(ウィキペディア)の記述から要点を抜粋すると、「D-subminiature(ディー・サブミニチュア、通称: D-sub)コネクタは、2~3列に並んだピンコンタクト(ソケットコンタクト)がアルファベットのDの字に似た形状の金属シールドに囲まれていることが語源。 アメリカのキャノン社が1952年に開発した。」。D-subコネクタが作られた当時は大型コンピュータの黎明期で、十分にsubminiature(超小型)だったと推察するが、今やパソコンや携帯機器など小型の電子機器の普及でモニタのコネクタはより小型のHDMIなどが主流になっている。現在はAmphenol(アンフェノール、略称:AMP)社の角型コネクタが代表的。そのため、「アンフェノールのコネクタ」、「AMPの15ピン」などと呼ぶ人もみかける。

DC(でぃーしー)

Direct Current の略 (=直流)。テクトロニクスの冊子「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)では以下の解説がある。「DC:一定の電圧と電流を持つ信号。オシロスコープの用語としては、信号カップリングの種類を表すときなどに使用する。」

DCアンプ(でぃーしーあんぷ)

低い周波数の信号を増幅する増幅器。(=直流増幅器)

DC-ACインバータ(でぃーしーえーしーいんばーた)

直流(DC)電流を交流(AC)電流に変換する機器。パワーエレクトロニクス機器の普及によって、単にインバータと呼ばれることも多い。一般にACをDCに変換することをコンバート(convert)、反対にDCをACに変えることをインバート(in-convertの略)という。直流電源で稼動する機器(PCなど)に使われるACアダプタはコンバータ。エアコンには半導体素子によってDCからACを作る機構(インバータ)が多く採用されている。(参照:AC-DCコンバータ)

DC電源(でぃーしーでんげん)

直流(DC)の電圧・電流を発生する測定器。(=直流電源)

d軸・q軸電流(でぃーじくきゅうじく)

モータや発電機などの回転体の電流成分。磁束の向きにd軸をとるとした時、d軸電流は流れている電流のうち、磁束を発生させるのに使われている成分のこと。q軸電流は負荷のトルクに対応した成分。

DPO(でぃーぴーおー)

(Degital Phosphor Oscilloscope)デジタル・フォスファ・オシロスコープ。現在デジタルオシロの主流の、リアルタイム・サンプリング・オシロスコープであるDSO(Degital Storage Oscilloscope)にアナログオシロのようなトレース輝度があるもの。ただし現在ではほとんどDPOという表現は聞かない。アナログオシロのCRTには蛍光体(フォスファ)が使われていて、電子が多くCRTに到達するほど明るくなる、つまり信号の頻度に応じた輝度が表現される。オシロがアナログからデジタルになるとDSOではこの輝度表現はできなくなった。そこでメーカはデジタル信号処理を駆使して同様の機能を実現した。テクトロニクスは「フォスファ」を大変良くPRしていた。品名が「デジタル・フォスファ・オシロスコープ」のモデルがあった(現在はすべて販売終了)。キーサイト・テクノロジーはDPOの機能を持っていても(特別に区別してDPOとはいわず)DSOという表記で一貫している。そのためDPOとは何か、DSOとは何が違うのかはメーカによって見解が分かれ、定義が難しい。

DVI(でぃーぶいあい)

Digital Visual Interface の略。PCとディスプレィを接続するためのインターフェース規格の一つ。

DUT(でぃーゆーてぃー)

Device Under Testの略。被測定物、測定対象のこと。インピーダンス測定(LCRメータやネットワークアナライザ)で使われる用語。

DRAM(でぃーらむ)

(Dynamic Random Access Memory)半導体メモリの代表的な1つ。比較されるもう1つの代表が「NAND型フラッシュメモリ」。DRAMのメーカは世界に数社しかなく、特に次の3社で寡占状態と言われる。韓国のSamsung(サムスン)とSK Hynix(ハイニックス)、米国のMicron(マイクロン)。大きな分類から説明すると、半導体メモリには「揮発性」と「不揮発性」の2種類がありる。揮発性とは電気が通っている(PCで電源をONにしているとき)だけ、データを記録できる。不揮発性とは電気が通っていないときでも(電源をOFFにしても)データを保管している。前者の代表がRAMで、後者はROMやフラッシュメモリ。RAMはPC内でOSが作業をするワークスペースや、データの一時保存に使われる。ROM(Read Only Memory、RAMのように書いたり読んだりできず、一度記録したデータを読むだけ)やフラッシュメモリは記憶装置(ストレージ)に使われる。DRAMは通電中でも定期的にデータの書き直し(リフレッシュ)も必要があるが、トランジスタとコンデンサの1組で1ビットを記憶するというシンプルな構造のため、コンピュータの主記憶装置に採用されている。リフレッシュの不要なSRAM(Static RAM)もある。DRAMの規格はDDR(Double Data Rate)と呼ばれ、読み書きの速度などが規定されている。最新・最速の規格は第4世代のDDR4で2014年頃から使われている。通信規格などのコンプライアンス試験ができるアナライザであるGHz帯域の高速オシロスコープには、DDR評価用のソフトウェアオプションがある。

DIP(でぃっぷ)

(Dual In-line Package) 多ピン半導体の形状の1つ。平たい長方形の両長辺に外部入出力用のピンを下向きに並べた形状をしている。現在もっとも普及している半導体パッケージの形状。 この形(外観)を真似た電子部品のDIP(ディップ)スイッチは多チェンネルの小型スイッチとして、電子機器に良く使われている。電子部品を使う回路設計の技術者の間では違和感なく「DIPスイッチ」は受け入れられているので、DIPという表現は半導体専門の用語ではなく幅広いといえる。

div(でぃびじょん)

オシロスコープの表示画面にある約1cmの大きな目盛り(線)を1ディビジョンという。一般的なベンチトップ型では横軸(時間軸)は10分割(10div)、縦軸(電圧軸)は8分割(8div)が多い。たとえば時間軸の設定を100ns/divにすると、 横軸1目盛りが100nsになるように表示される。このように1目盛りをdiv(またはDIV)と表記する。時間軸と電圧軸の設定は「10mV/div」のようにオシロの画面のどこかに表示される。