テレメータ
(telemeter)
遠地の測定データ(電気信号)を電話や無線にのせて、監視センターに一定の時間間隔で自動送信することにより、監視センターで現地の状況を「オンライン、リアルタイム」で監視するために用いられる遠隔自動データ収集装置。たとえば、ダムの水位を管理事務所でモニタするのに導入されている。最先端の技術ではなく、電話回線(銅線のケーブル)を使ったアナログの時代からある、遠隔監視の仕組み。デジタルの高速無線通信がはやりになった現在でも現役で使われているシステム。
teleは「遠くの、遠く離れた」を意味する。テレメータは「遠くを(観測してデータをとる)メータ」のこと。似た言葉に、遠くのものを制御する遠隔監視制御装置のことをテレコン(tele-control)という。2020年からの新型コロナウイルス感染によるコロナ禍で普及したテレワークは「(会社から)遠く離れた場所で勤務する」ことである。
参考用語:テレメトリ
計測器情報:品名にテレメータが付く製品の例
製品カタログ(会員専用):品名にテレメータが付く製品の例