計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

17

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

FA-M3(えふえーえむさん)

横河電機のPLC(プログラマブルロジックコントローラ)の通称。現在の現役モデルは「FA-M3V(シリーズV)」(2021/8/1現在)。モジュール型で、CPU、電源、I/O、I/Fなど様々なモジュール製品の組み合わせで構成される。形名はF3XXYY-YX(XX:アルファベット大文字2つ、YY:数字2桁)、たとえばF3SP76-7SシーケンスCPUモジュールなど。同社HPでは「プログラマブルコントローラ」と表記されている。

交流電圧トランスデューサ(こうりゅうでんあつとらんすでゅーさ)

PT(変圧器)の電圧を計装用信号に変換する機器。

交流電流トランスデューサ(こうりゅうでんりゅうとらんすでゅーさ)

CT(変流器)の電流を計装用信号に変換する機器。

シーケンサー(しーけんさー)

三菱電機のPLC(Programmable Logic Controller)、プログラマブルロジックコントローラの品名。PLC一般の通称としても呼ばれる。三菱電機のPLCのシェアが高いことを示唆する現象である。FA(ファクトリーオートメーション、工場の自動化)や計装分野の用語。

周波数トランスデューサ(しゅうはすうとらんしゅでゅーさ)

入力電圧の周波数を演算して計装信号に変換する機器。

信号変換器(しんごうへんかんき)

簡単に説明すると、熱電対の信号を電圧に変換する機器(=熱電対変換器)。信号変換器は、計測・制御で使われる機器。フィールドの各種センサ(熱電対、伝送器、流量計、ロードセル、ポテンショメータなど)や計装設備のアナログ信号(直流4-20mA、1-5Vなど)、接点などのデジタル信号を、上位システムに伝えるための信号に変換する機器。 代表的な計装の会社である横河電機には JUXTA(ジャクスター)シリーズという通称の信号変換器がある。

DCS(でぃーしーえす)

(Distributed Control System)日本語では「分散制御システム」。工場の生産現場に導入されているシステム。簡単にいうと工場やプラントなどの工業用コンピュータシステム。メーカによっては「ディジタル計装制御システム」と表現している。代表的なメーカである横河電機では「統合生産制御システム」と称している。同社HPによれば「横河電機は世界初の分散型制御システム(DCS)であるCENTUM(せんたむ)を1975年に発売開始した」とある。CENTUMだけでなく、同社にはコントローラ、計装システムとしてYEWMAC(ゆーまっく。「YEW」という略称が時代を感じさせる)、ASTMAC(あすとまっく)、STARDOM(すたーだむ)などの通称の製品群がある。1970年代には同社以外の工業計器メーカや、三菱電機や東芝などの総合電機メーカもDCSを製品化している。

電圧トランスデューサ(でんあつとらんすでゅーさ)

PT(変圧器)の電圧を計装用信号に変換する機器。

電流トランスデューサ(でんりゅうとらんすでゅーさ)

CT(変流器)の電流を計装用信号に変換する機器。

電力トランスデューサ(でんりょくとらんすでゅーさ)

電流と電圧から電力(有効電力)を演算して計装信号に変換する機器。

熱電対変換器(ねつでんついへんかんき)

熱電対の信号を電圧に変換する機器。別名:信号変換器。

PLC(ぴーえるしー)

(Programmable Logic Controller) FA(Factory Automation)や計装分野の用語。プログラムに従って制御をしていくコントローラ。工場の製造現場に導入されている。メーカは三菱電機やオムロンが有名。富士電機やパナソニック、横河電機もつくっている。FAメーカだけでなく電機メーカもつくっているといえる。メーカによって「プログラマブルコントローラ」や「シーケンサー」と表現は様々である。

プログラマブルロジックコントローラ(ぷろぐらまぶるろじっくこんとろーら)

PLC(Programmable Logic Controller)のこと。工場の生産現場に導入されているコンピュータ。メーカによっては「プログラマブルコントローラ」や「シーケンサー」と表現されている。PLCのメーカは三菱電機、オムロン、横河電機などFA/IA/PA(Factry Automation/Industry Automation/Prosess Automation)の会社。シーケンサーといえば三菱電機のPLCの品名。FA-M3といえば横河電機のプログラマブルコントローラの通称。

PROFIBUS(ぷろふぃばす)

Process Field Busの略。 FA(ファクトリーオートメーション)分野で使われるフィールドバスの1つ。1989年にドイツで開発され、EUでは普及率が高く、世界的にも導入が進んでいる。NPO法人日本プロフィバス協会は1997年に設立され、現在は140社を超える会員からサポートされている(同協会HPより)。同協会HPのキャッチコピーは「世界で最も使用されているフィールドバスPROFIBUS、産業用Ethernetの標準PROFINET」である。

Modbus(もどばす)

米Modicon社が1979年に開発したPLC向けシリアル通信プロトコル。仕様が公開されていて、多くの産業用機器で採用されている。計装用のインタフェース規格といえる。Modbus Protocolでは通信プロトコルだけを定義し物理レイヤ(通信媒体)は規定していない。そのためレイヤ1はRS-232/485が使われていることが多い。EthernetなどのネットワークにModbus Protocolが乗っていることもある。PLC用ということは工場やプラントなどで使われるバスである。

4-20mA(よんにじゅうみりあんぺあ)

アナログ出力の規格で、電流出力の範囲が4mA~20mAの範囲で出力されること。計装用機器の標準アナログ出力として採用されている。アナログ出力しか持たない計測器は4-20mAになっているモデルが多い。計測器のアナログ出力を記録計(ペンレコーダなど)に入力して、紙に印字する場合、計測器のレンジのフルスケールに対応して4~20mAが流れる。そこで記録計の設定を4~20mAにしておくと、適切な大きさで描画することができる。現在の計測器はデジタル全盛の時代であるが、計装など、プラントの現場では、アナログ値を紙に印刷して確認することが多い。たとえば新幹線の開通の為の試運転・試験では、振動や騒音などの計測データを記録計に入力して、試験中に紙に印刷し続け、検査員は気になる箇所に印をつけて試験が行われた。現在はだいぶ電子化され、記録計がデジタルデータをメモリに蓄積するが、紙に印刷されていく波形を検査員が目視で確認する手法は、一番合理的で間違いのない確かな手法と考えられている。印刷できることを最大の特徴とするエー・アンド・デイ(旧三栄測器、日本アビオニクス)の記録計、オムニエースは、現在でもメモリーレコーダとしてシェアを確保している。工業計器メーカの雄、横河電機の記録計がペーパーレス(印刷機能が無い)で、通信機能によって記録計からデータを収集することを大きな特徴にしていることとは正反対である。計測器はアプリケーションによって同じカテゴリでも(たとえば同じ記録計といっても)、機能が大きく異なることがある1例といえる。

力率トランスデューサ(りきりつとらんすでゅーさ)

電流と電圧の位相差から力率(位相角)を演算して計装信号に変換する機器。

  • 1