計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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冷接点補償器(れいせってんほしょうき)

熱電対の冷接点が常に0℃になるように電気的に補償を行う機器。 別名:ゼロコントローラ。製品としてはコパル電子の0℃基準温度装置(ZERO-CON)、チノーの基準接点温度補償器、エム・システム技研のカップル変換器(冷接点補償精度が良い)などがある。

0.5級(れいてんごきゅう)

アナログ表示の計測器(電圧計、電流計、電力計など)の精度は5つ(0.2級、0.5級、1.0級、1.5級、2.5級)に分類されている(JIS、日本産業規格)。アナログ表示とは指針型の指示計器のことで、白い板に黒字で目盛りが印刷された上を針が動き、針が止まった数値を読んで測定値とする計測器のこと。0.2級が一番精度が良く標準器に使われている。一般に計測器は0.5級と1.0級が多い(0.5級は精密測定用、携帯用、1.0級は準精密測定用、小型携帯用、と定義されている)。 0.5級とは±0.5%の誤差ということ。定格電圧100V(目盛りのフルスケールが100V)のアナログ電圧計で針が指す値が100Vだったら、±0.5Vの誤差がある。 フルスケールに対する精度なので、定格電圧に近い(針が目盛りの左側でなく、なるべく右側を示すようにして)値を読まないと誤差は大きくなる。たとえば定格電圧100Vで10Vを測定したら、誤差±0.5Vは保証されずもっと大きくなる。大きいレンジで小さい値を測定すると、測定値に含まれる誤差は大きくなるため、なるべく指針が大きく振れる(なるべく右側まで指す)ようなレンジを選んで測定することが、精度の良い測定値になる。測定結果には「どのレンジで測定したか」は普通は記録しないので、知らずに測定すると精度の悪い結果になる。「アナログ測定器の精度はフルスケールで定義される」ことは計測器の最も初歩の基礎知識の1つである(計測の世界は、素人では正確に使えない、知っている人たちのツウな世界、逆に言えばニッチな村社会)。 0.5級が誤差0.5%というのは、あくまで計測器の誤差で目視による誤差(人為的な誤差)は含んでいない。そのため計測器の真上から指示値を読むことが肝要。0.5級は精密測定用のため、文字盤に鏡が付いたミラー式になっていて、読み取り誤差を防止する機構が備わっていることが多い。 横河電機(現横河計測)の携帯用直流電流計2011シリーズは、形名2011 33は0.5級で測定レンジは0.1/0.3/1/3mAの4レンジ、2011 32は1.0級で10/30/100/300μAの4レンジ(すべて2020年に製造中止。同社の携帯用指示計器カタログ2019年8月発行版より)。計測器の名称(品名)に「0.5級」のような表記はほとんどないので、品名などから0.5級の製品を探すことは難しい。 0.5級は「こんまごきゅう」と呼称されることが多い。 計測器情報:横河計測の指示計器(電圧計、電流計、電力計など)の製品例

冷熱衝撃装置(れいねつしょうげきそうち)

環境試験器(恒温槽)の1種。電子機器の耐熱衝撃を試験する機器。

レイヤ(れいや)

(layer)日本語訳は「階層」。主にプロトコル関連で使われる用語。インターネットなどの通信ネットワークは通信規約を階層ごとに規定している。各ハードウェアやソフトウェアは役割を担う階層(レイヤ)が規定されている。たとえばIPパケットを扱うルータなどの機器と、光伝送を行う伝送装置はレイヤが異なるのが普通である。たとえばケーブルテスタとプロトコルアナライザは評価(測定する)レイヤが違う。

レイヤ1(れいやわん)

通信機能を階層構造に分割した「OSI(Open Systems Interconnection)参照モデル」は第1階層(物理層)〜第7階層(アプリケーション層)の7階層で規定される。第1階層をレイヤ1(ワン)と呼ぶ。「レイヤ1計測器」はケーブルテスタ、OTDR、IDテスタなどで、通信線路(銅線や光ファイバ)の接続状態や物理特性(導通、損失、反射などの物理的な数値)を測定する。第2階層(データリンク層)・第3階層(ネットワーク層)は「プロトコルアナライザ(プロアナ)」、「オンラインモニタ」で評価される。計測器の品名からはレイヤ1テスタかプロアナかは判別しずらい例も多い。たとえば「ケーブルテスタ」という名称で、プロアナの機能があるモデルもある。計測器は品名(名称)からは機種群や機能が特定できず、他社の同等品を探し当てることが素人には難しい。ユーザの仕様に合った計測器の機種を選定する作業は、広範な計測器の知識がある専門職の仕事である。

レーザー(れーざー)

(laser) 「light amplification by stimulated emission of radiation」の頭字語(とうじご、acronym、アクロニム)。直訳すると「誘導放出による光増幅放射」。レーザー光は自然の光ではなくレーザー発振装置によって作られる。一般的な光(太陽光などの自然光や、蛍光灯などの人工光)は多くの波長(色)を含んでいるが、レーザーは特定の1つの波長を増幅する(単色)。指向性と収束性に優れ、高いコヒーレンス(可干渉性)があるため、様々な用途に応用されている。 赤い光が出るレーザーポインターなどが良く知られているように、「レーザー」はすでに一般的な日本語となっている。可視光だけでなく、それより短波長の紫外線、X線、長波長の赤外線のような光を出すレーザー装置もある。ミリ波より長波長のレーザーはメーザーと呼ばれる。 代表的な用途として、出力の大きいものは金属などを切断する加工装置になる。レーザー光が人の目に照射すると危険な場合があり、「危険」と書かれた黄色い警告ラベルが貼られている。レーダーのような探査や、望遠鏡にも使われる。公共の基幹通信網である光ファイバ通信システムにも使われている。つまり、高出力の加工装置から、通信用まであり、一口にレーザーといっても使い方によって市場がまったく異なる。 計測器としては、光通信測定器の光源の中に、レーザー光源がある。レーザー距離計はレーザーを使った距離の測定器だが、ゴルフ用に距離を知るためのレーザー距離計も販売されている(こちらは計測器というよりゴルフ関連商品である)。 日本語の表記は「レーザー」と「レーザ」の2つがあり、各企業や団体によってどちらかが使われている。外来語のカタカナ表記の指針(文部省)に従えば、「レーザ」が妥当だが、「レーザ○○」ではなく「レーザー○○」という表記が一般的に多く使われている(以下の参考用語など)。 例: ・一般社団法人 レーザー学会:(LSJ:The Laser Society of Japan) 1973年設立。「レーザ」でなく「レーザー」である。毎年4月に開催されるOPIE (OPTICS PHOTONICS International Exhibition)の構成展示会「レーザーEXPO」を主催。 ・レーザ協会:(The Japan Society of Laser Technology) レーザ加工装置の普及のために1972年設立。こちらは「レーザー」ではなく「レーザ」。展示会は、Photonix(フォトニックス、光・レーザー技術展、主催:RX Japan株)、InterOpto※(インターオプト、光とレーザーの科学技術フェア、主催:オプトロニクス社)に協賛。 ※ 光測定器は、1980年代にはInterOptoに多くの計測器メーカが出展していたので、年配のレーザー関連技術者には馴染みのある展示会である。オプトロニクス社が1981年に創刊した月刊OPTRONICSは、多くの光(レーザー)関係の技術者に購読されている。 ・日本鍛圧機械工業会:1948年設立。レーザ加工機の規格を策定。「レーザー」でなく「レーザ」。レーザ加工機なので、レーザ協会と表記を合わせたと推測。 このように学会とレーザ加工機の協会で表記が異なっている。メーカ各社の表記も統一されていない。筆者は「レーザ」より「レーザー」の方がやや多いと感じる。

レーザー干渉計(れーざーかんしょうけい)

レーザー反射光の干渉を利用して、ミラーやレンズなどの光学部品・精密部品の表面形状誤差(平面度、球面度)を高精度に測定する機器。

レーザー式変位センサ(れーざーしきへんいせんさ)

非接触で対象物の移動距離(変位)を検出するセンサー。

レーザー測長器(れーざーそくちょうき)

レーザーを利用して、工作機械の性能を測定する機器。

レーザーダイオード(れーざーだいおーど)

(laser diode) ダイオード(半導体)によってレーザー(Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation、誘導放出による光の増幅)の光を出すので、日本語では「半導体レーザー」。略記はLD。電流に比例したレーザー光が出る、光素子。電気を光に変換するのでE/Oコンバータとして使われる。波長や位相の性質が全く同じ光が取り出せるため、干渉性が高い(コヒーレント)光である。レーザーやLDなどの発光素子と、受光素子であるPD(フォトダイオード)によって、基幹通信網の高速・大容量化(光ファイバ通信)が実現された。 計測器としては、光測定器(光通信測定器)の安定化光源に、LD光源とLED光源がある。LD光源はLED光源に比べて高額だが出力は大きいという特徴があり、両者は用途によって使い分けられる。波長可変光源はチューナブルレーザー光源などのLDを使った計測器が2000年代までは各社(キーサイト・テクノロジー、santec、安藤電気、アンリツなど)がつくっていたが、現在はライアップが減っている。 LDと書くと、オーディオ・映像機器のLaserDisc(レーザー・ディスク)の略記でもある。直径30cmの光ディスクに両面で最大2時間の映像を記録できるので、1980年代にはオーディオメーカのパイオニアのLDプレーヤは一世を風靡した(個人宅での映画鑑賞に最適だった)。DVDの普及により現在はLDもLDプレーヤも過去のものとなった。記録媒体の進化によるメディアの変遷は早く、特にオーディオの世界は生産中止になった古い規格による資産が個人宅に山のように眠っている(DAT、ベータ、VHS、MDなどなど)。 参考記事:「光スペクトラムアナライザの基礎と概要 (第1回)」光ファイバ通信システムの構成図がある。 計測器情報:品名に「レーザーダイオード」が付く製品の例

レーザードップラ振動計(れーざーどっぷらしんどうけい)

非接触で対象物の振動(速度)を測定する測定器。非接触式振動センサの代表的な製品。 計測器情報:polytecのレーザドップラ振動計

レーザー変位計(れーざーへんいけい)

非接触で対象物の移動距離(変位)を測定する機器。

レオメータ(れおめーた)

(rheometer) 粘弾性測定装置とも呼ばれる。ゴムのような材料は、液体の持つ粘り(粘性)と、固体の持つ弾力(弾性)の特性を持つため「粘弾性」を測定する必要がある。医薬品分野では粘弾性から材料特性を評価している。 高性能の回転式粘度計で、粘度計とは違い、幅広い条件で粘弾性を評価できる。多機能な粘度計だが、用途が違うため粘度計ではなくレオメータと呼び区別される。レオロジー(非ニュートン流体の流動特性)の測定器。

レクロイ(れくろい)

(LeCroy) 1964年にWalter Lecroyが素粒子物理メーカとして設立。1986年に高速ロングメモリのデジタルオシロスコープ初号機を開発。以降、テクトロニクスやhp(ヒューレット・パッカード、現キーサイト・テクノロジー)と並ぶ世界のトップ3オシロベンダーとして、ミドルクラスから広帯域オシロスコープまでをラインアップ。ディスクなどの回転体や、長いメモリで長時間記録をするアプリケーションでは、テクトロニクスやhpではなくレクロイが好まれた。国産の横河電機(現横河計測)はDLシリーズにロングメモリのオプションをつくり、テクトロニクスのTDS3000シリーズと差別化した。 現在のラインアップにはファンクションジェネレータやプロトコルアナライザなどもある。2012年に米国の投資会社であるテレダイン・テクノロジーズ(Teledyne Technologies)に買収され、現在の会社名はテレダイン・レクロイ(Teledyne LeCroy)。つまりレクロイは1964年から2012年に存在した会社である。

レコーダ(れこーだ)

(recorder) 電圧信号の変化を紙やメモリに記録する測定器。カタログ上の測定項目だけを見ると、電圧の時間変化の波形を観測するオシロスコープ(オシロ)とほぼ同じだが、アプリケーションと仕様(測定範囲)がまったく違う。オシロと比較すると、長時間記録できるが周波数帯域は低く、サンプリングレートは遅い。また、入力数(チャンネル数)は最低4(~8)だが、16chくらいまで増設可能(多チャンネル)で、入力は絶縁されている。「記録」の名前は紙に書いていた名残で、現在はペーパーレスの機種が圧倒的に多い。LANや公衆回線などのネットワークを介して制御・データ収集するモデルもある。別名:記録計。 レコーダ(記録計)とデータロガーの違いは難しく、メーカや書籍によって異なる。当サイトは両者を別のカテゴリー(「レコーダ・記録装置」と「データ集録機器」の2分類)にしている。レコーダの代表的な老舗メーカは横河電機と三栄測器で、電磁オシログラフや工業用記録計(チャートレコーダ)がある。横河電機はIA(インダストリーオートメーション)のセンサからの記録用にレコーダをラインアップし、ペーパーレス、遠隔操作、拡張型など、データロガーまで揃えている。三栄測器は(NECの資本参加など紆余曲折はあったが)オムニエースのブランドで、現在のレコーダの主流であるメモリレコーダで、日置電機のメモリハイコーダと競っている(三栄測器の計測器は現在ではエー・アンド・デイ社の工業計測機器部門となっている)。 長時間記録と再生が特長のデータレコーダはティアックとソニー(グループ会社)の2社がつくっていたが、現在はティアック1社が続けている。記録媒体としてのテープはすでに生産終了しているため、SSDなどを搭載している。データレコーダの需要は海外製のimc社CRONOS(クロノス)やDEWEsof(デューソフト)社などのひずみデータロガーに置き換わりつつあるが、一部の顧客(市場)で熱良い人気がある。ティアックは航空機搭載用記録再生機器もつくっていて、運輸機器やタービンなどの応力測定用途でデータレコーダを納入している。

レコーダオシロ(れこーだおしろ)

(oscilloscope like a recorder) 横河電機の計測器事業部門(現横河計測)は1990年代に、多チャンネルの波形測定器AR4000シリーズ アナライジングレコーダや、OR/ORPシリーズ(OR100/OR300/OR1400、ORP1200/OPR1300など)オシログラフィックレコーダなどのチャート式メモリレコーダをつくっていたが、2000年代前半に生産中止となった。後継機種として、1997年にDL708デジタルスコープを、2002年に1Gワードのメモリを搭載した「データ・レコーダ付きディジタル・オシロスコープ」DL750 ScopeCorder(スコープコーダ)を発売した。以降、スコープコーダはモデルチェンジを続け、DL850、DL950、DL350などが発売されている。名称から明らかなようにこの機種群(スコープコーダ)はレコーダオシロである(oscilloSCOPEとreCORDERが合体した命名。オシロスコープの「スコープ」とレコーダの「コーダ」を組み合わせた名称)。 レコーダなのか?オシロなのか?とは愚問である。同社はDL750のプレスリリースで「レコーダの様なオシロ」といっている。なので、当サイトではオシロのカテゴリー(機種群)に「レコーダオシロ」という分類をつくり、同社のスコープコーダを掲載している(アナライジングレコーダとオシログラフィックレコーダはレコーダに分類)。 スコープコーダと競合するのはメモリレコーダである。そのため、一般的にはスコープコーダ(現役モデルはDL950、DL350)はオシロではなく日置電機のメモリハイコーダのようなレコーダである。ただし、メーカは発売時に「レコーダ機能があるオシロ」、とオシロであると主張している。形名に同社のオシロと同じ「DL」を付けていることもその主張を裏付けている。 横河電機は1924年に電磁オシログラフを国産化した実績をもち、波形記録装置としての記録計(レコーダ)の老舗である。顧客ニーズに応える計装(プラント向け)レコーダを常にラインアップし続けている。横河電機の計測器部門は「メモリオシログラフ」や「オシログラフィックレコーダ」というオシロのような名前のレコーダを作り、1980年代にDLシリーズでデジタルオシロに参入後は、同じ形名のDLを使ったスコープコーダというメモリレコーダをつくったといえる。 スコープコーダはメモリレコーダなので、レコーダに分類するのが妥当だが、メーカの意向を勘案してオシロの中に「レコーダオシロ」なる項目をつくった。ただし2023年2月の横河計測ホームページの製品ページでは「データロガー/データ収集(DAQ)」にスコープコーダは掲載されているので、当サイトの計測器情報の機種群(カテゴリー)を改修する際はレコーダオシロという項目は削除されると思われたが、2023年10月現在、スコープコーダはデータロガーのページと「オシロ/波形測定器」のページの両方に掲載され、「オシロでもありレコーダでもある。両者のいいとこどりの中間の仕様。」という位置づけになっている。 レコーダオシロという名称は一般に認知されていることばではない。横河電機がレコーダのようなオシロをつくったので、それを分類することばとして横河レンタ・リース(当サイトの運営会社)がつくった造語である。横河計測のスコープコーダはカタログ仕様を見ればメモリレコーダだが、他社のモデル(メモリハイコーダやオムニエースとは設計思想が違う、独特なポジションに筆者には思える。研究機関などの波形測定ニーズに応えたらこのような仕様の製品ができた、ということかもしれない(つまり需要があってレコーダオシロは存続している)。

レコード長(れこーどちょう)

(record length) デジタルオシロスコープ(デジタルオシロ)でサンプリングした波形を記録する長さをレコード長(メモリ長)という。レコード長はポイント数もしくはワード数で表現される(例:10kポイント、10kW)。安価なデジタルオシロでは数kポイント程度。内蔵メモリは高価なため、レコード長の大きい(メモリが大きい)モデルは高額になる。広帯域オシロスコープ(高速オシロ)はその性格上、大きなメモリが必要なため、増設メモリをオプションにしているが、概して高額である。長いレコード長を必要とするアプリケーションがいくつかある。最近のデジタルオシロは標準でレコード長の長いものが増えた。「レコード長」といわずに「内蔵メモリ」のような表記をしているメーカカタログもある。「ロングメモリ」という表現もされる。 計測器メーカでは、海外のレクロイ(現テレダイン・レクロイ)、日本の横河電機(現横河計測)が「ロングメモリ」モデルを特徴にしてきた。デジタルオシロを名実ともに確立して長期間シェアを保ったテクトロニクスのTDS3000シリーズは、標準ではメモリが少なく、ロングメモリには対応していなかった。以前は各オシロメーカにこのように特色があったが、最近はテクトロニクスもレコード長の大きいモデルが多い。 テクトロニクスの冊子「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)では「レコード長:信号のレコードを構成する波形ポイントの数」と説明されている。

レシーバ(れしーば)

(receiver)有線・無線通信で受信機や受信部品のこと。受信データはRx( Received data 小文字のxはデータの意味)と略記される。レシーバ(受信機)をRxと記述している例もある。

レシオメータ(れしおめーた)

トランスや変圧器の巻線比(レシオ)を測定する機器。

レジスタ(れじすた)

(register)CPUが処理を実行するために一時的にデータを格納しておく一時保管デバイス。RISC CPUには基本命令しかないので、CISC CPUに比べてレジスタを大量にCPUコア内に持ち複雑なプログラム実行に耐えられるようにしてある。(株式会社Sohwa&Sophia Technologiesの用語集より)