計測関連用語集

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詳細説明

OTDR

読み方:

おーてぃーでぃーあーる

カテゴリー:

#光測定器

(Optical Time Domain Reflectometer)
光通信測定器の1つ。光ファイバの破断点(何km先が不具合か)を検出する。光ファイバケーブルの敷設、保守には必須で使われるハンドヘルド(可搬型)の測定器。光パルスを入射して、光ファイバの各位置から反射するわずかな光が入射口に戻る時間とパワーから、距離に対するロス(パワー)のグラフを画面に表示する。つまり測定原理はTDRである。OTDRを翻訳すると「光・時間領域・反射計」である。使用されている光通信の波長(850nmや1,310nmなど)によって光源がユニット化され、本体(メインフレーム)と組合せるモデルが多い。
測定原理から「光パルス試験器」とも呼ばれる。横河計測(旧安藤電気)の品名は「光ファイバアナライザ」、アンリツの品名は光パルス試験器だが、両者はまったく同じ測定器(品名からは同じOTDRであることを想像するのが困難。計測器の名称はメーカが自由につけるという格好の例である。)。現在の横河計測の現役モデルは「OTDR(光パルス試験器)」、「マルチフィールドテスタ」などの名称で、光ファイバアナライザという品名のモデルは無くなった。
日本では電電公社(現NTT)が1970年代から光ファイバを基幹通信網に導入を始め、アンリツと安藤電気の2社(電電ファミリー)にOTDRをつくらせた。そのため、国内のOTDRは2社が強く、EXFOなどの海外メーカはシェアが低い。光ファイバの敷設や保守では、「光ロステスタ(OLTS)」や「光ファイバ心線対照器(IDテスタ)」も使われる。
本稿ではOTDRは計測器の名称として説明したが、Optical Time Domain Reflectometry(光のTDR測定手法)の略記という解説もできる。

参考記事:「光スペクトラムアナライザの基礎と概要
・・光通信測定器の種類の説明(図11)で、「敷設/保守用」のモデルにOTDRは分類されている。
計測器情報:OTDR製品の例

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