加速度トランスデューサ
(acceleration transducer)
振動センサの1種。振動(物理量では加速度)を検知して電気信号に変えるセンサ。トランスデューサは「変換するもの」という意味。別名:加速度ピックアップ(加速度を拾う=検出する、という意味)。
振動計、FFTアナライザなどの振動解析の計測器や、データレコーダなどのデータ集録機器と併用される。そのため、リオンやTEAC(ティアック)などが豊富にラインアップしている。各社で名称(品名)が異なる。リオンは加速度ピックアップ、TEACは加速度トランスデューサ。加速度ピックアップのほうが多い(加速度ピックアップと加速度トランスデューサの正確な違いは難しい)。
種類は、加速度を変換後の出力が電圧型(圧電素子を使用した「プリアンプ内蔵型」で、電圧信号を出力する、IEPEやICPと呼称される)と、電荷型(電荷で出力されるので、チャージアンプで受けて、電圧に変換して計測器に入力される)がある。また最近ではTEDS対応の製品が増えている。