センサ
(sensor)
各種の物理量を検知する素子(デバイス)の総称。たとえば温度を検知する熱電対は温度センサの代表だが、用途によって適切な熱電対を選ぶことは、測定精度に影響するなど、温度測定の重要な要素である(精度を決めているので、計測器本体よりも重要といえるかもしれない)。
センサの種類は、原理・時空間・用途による分類(ウィキペディア)や、検出対象別の分類(JEITAの出荷数量と金額の統計)などがある。
テクトロニクス「オシロスコープのすべて」(2017年4月発行)では「センサ:音声、圧力、歪み、輝度などの特定の物理量を電気信号に変換するデバイス」とある。
計測器情報(センサの製品例):
・物理量測定器(速度センサ、熱電対など)
・電圧・電流・電力測定器(クランプなど)
・高周波電力計(RFパワーセンサなど)
・その他(酸素・CO・pH、濃度など)
参考用語
参考記事
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会員専用市場動向レポート 「センサ技術とIoTへの活用」2017年10月号 TechEyes Vol.25
センサの種類を概説。
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クローネのデジタル圧力計、コーンズテクノロジーの空中ハプティクス技術、エフ・アイ・ティー・パシフィックのセンサ、アーズのIoT&Wireless Sensor System。
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