デスクトップ

(desk top)
「机の上」という意味。パソコンなどの卓上で使う機器のサイズを表現する1種。他にラップトップ(膝の上)やパームトップ(掌の上)などの表現が電子機器では使われる。
計測器は事務所や事務机の上では使われずに、実験室に置かれる。そのためベンチトップ(bench:作業台、の上)と呼称される。「電力計にはデスクトップ型とクランプ電力計がある」と記述している資料があるが、正しくは「ベンチトップ型電力計とハンドヘルドのクランプ電力計」である。
計測器の形状(サイズ)は圧倒的にベンチトップが多く、電気工事やプラントなどでの校正作業、電気機器の保守点検に使う現場測定器は、ベンチトップと識別してハンドヘルドと呼ばれる。PCが小型化する過程でラップトップが流行った1990年代にはプロトコルアナライザなどの一部のモデルがラップトップPCに似た構造をしていたが、現在はほんとんどみかけない(ラップトップ型計測器)。