リードスケール
(read scale)
測定値(読み取り値、指示値)に対して%で精度を規定するやり方をリードスケール精度と呼ぶ。略記:RS。デジタル表示の測定器の確度を規定する際に使われている。具体的には「reading」や(その略記の)「rdg」(RDと略記するメーカもある)、「digit」や(その略記の)「dgt」という表記が、計測器の製品カタログなどの仕様覧に良く使われる。
アナログ表示の計測器(指示計器)の確度規定はフルスケール精度(FS精度)が採用されている。最近の計測器はマイクロプロセッサ(MPU/CPU)の普及によって7セグメントLEDを使ったデジタル表示が主流だが、パネルメータなどの工業計器にはアナログ表示も多くある。