パワーセンサ
(power sensor)
パワーメータと一緒に使用するセンサのこと。汎用計測器:商用周波数などの低周波用、と通信計測器:無線(RFなどの高周波)や光通信用、の2種類がある。
パワーメータは用途によって「デジタルパワーメータ」、「RFパワーメータ」や「光パワーメータ」などの品名があるが、それぞれのパワーセンサは単に「パワーセンサ」という名称のモデルが多い。そのため、何に使うパワーセンサかは単に品名からは判別がつきにくい。
「通過形パワーセンサ」というとRFパワーメータと併用するモデル、「オプティカルヘッド」というと光パワーメータ用のパワーセンサだが、2つとも特殊な表現で、多くのパワーセンサに使われる名称ではない。Birdの通過型電力計で、周波数や電力のレンジを決めるセンサに相当するアクセサリをエレメントと呼んでいる。横河計測のWT5000用の測定モジュール(パワーセンサをつなぐ機器)の品名はエレメントである。パワーセンサはエレメントと呼称されることがある。