プロセスキャリブレータ
(prosess calibrator)
計装機器の校正に使う計測器。電圧、電流、圧力などの点検、調整などを行うため、直流電圧電流発生器&マルチメータの機能があるモデルや、圧力発生器&マノメータのモデルなどがある。工場などの現場で使うためハンドヘルドのモデルが多い。
計測と制御の会社である横河電機はプロセスキャリブレータの老舗である(国内唯一ともいえる)。現在は横河計測が、現場測定器と称して、形名CAで多くをラインアップしている(CA150、CA500など)。同様の製品を海外のFluke(フルーク)やDruck(ドラック)がつくっているが、プロセスキャリブレータという名称はほとんどしていない。ビカ(WIKA Alexander Wiegand SE&Co.KG)にはポータブルプロセスキャリブレータCPH7000があり、圧力発生やDC24V/24mAの発生/測定ができる。DC24Vや24mAはまさに計装で使われる通信規格である。