粒度分布測定装置
別名、「粒子径分布測定装置」といい、試料(サンプル)中の粒度分布(微粒子の大きさとその割合)を測定する装置。原理は動的光散乱法、レーザー回折・散乱法、コールター・カウンタ、画像イメージング法などがある。製品は大きく高価格帯と低価格帯に分けられる。センサの数を増やし高分解能にすると高額になるが、その価格が1/3程度の安価なモデル(低価格帯)もある。海外のBeckman Coulter(ベックマン・コールターは高分解能な製品ではトップシェア(同じダナハー傘下のHACH社からパーティクルカウンタを移管し、ベックマン・コールターは微粒子測定器のラインアップが充実した)。分析機器メーカのAnton Paar(アントンパール)社も有名。国産では堀場製作所、島津製作所、大塚電子などがつくっている。粒度分布計測は塗装の評価にも使われる。