接地抵抗
本体と地面の間の抵抗値(電位差)。接地とは本体の電位を地面(アース)と等しくすることで、目的は感電防止。本体と地面の電位が同じなら、漏電している箇所を人間が触れても(電位差がないため)人間には電流が流れない。 接地抵抗が大きいと(接地しても電位差があるので)感電防止にならない。電気設備技術基準では(接地工事の種類別に)接地抵抗が定められていて、この値を測定し、維持しないといけない。
接地抵抗の測定器が接地抵抗計(アーステスタという名称のモデルもある)。ハンドヘルドのモデルが多い、三和電気計器や共立電気計器、マルチ計測器などがラインアップしている。共立電気計器には簡易接地抵抗計というユニークな製品がある。
接地抵抗は絶縁抵抗と同様に電気機器の保守で測定される。