計測関連用語集

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詳細説明

フルーク・キャリブレーション

読み方:

ふるーくきゃりぶれーしょん

カテゴリー:

#電圧・電流・電力測定器 #物理量測定器

(Fluke Calibration)
世界的な大手計測器メーカFluke(フルーク)の校正用計測器、標準器部門。日本では、現場測定器のハンドヘルドDMMなど、黄色の製品群で有名なフルークと、DMなどの広告・宣伝活動を一体で行っている。元々Flukeはデジタルマルチメータから校正用標準器までラインアップしていたが、校正関連の機器を分社化してFluke Calibrationをつくった。日本以外ではFlukeとFluke Calibrationは別会社だが、日本では同じ会社の別組織になっている。2社の米国本社ホームページを日本語に翻訳しているため、フルーク(fluke.com)とフルーク・キャリブレーション(flukecal.com)の2つの日本語サイトがある。Fluke Calibrationは世界的な校正機器ブランドで、「電気、RF、温度、圧力、流量、ソフトウェアの6つの分野の校正器を1つのブランドのもとに統合している(https://jp.flukecal.com/about/fluke-calibration-brandsより)」。

Flukeは以下の会社を吸収して校正機器の範囲を拡大した。
Hart Scientific(温度)、DH Instruments(圧力、流量)、Pressurements(圧力)、Ruska(圧力)。
これらの会社の製品はFlukeブランドになったが、圧力の日本での販売は株式会社大手技研が以前から行っていて、現在も総代理店をしている(つまり日本のフルーク・キャリブレーションは電気、RF、温度を担当し、圧力と流量は大手技研が取り扱う)。大手技研は圧力機器のScanivalve(スキャニーバルブ)社の販売店として有名な輸入商社だが、つくばの校正センターで受託校正を行う技術商社である。
Hart Scientific(ハート・サイエンティフィック)は温度の校正機器で有名だったが、会社名はFluke Calibrationに統一されて、聞かなくなった。DH InstrumentsはDHIと略記されるなど、まだブランド名として使われている。Ruska(ラスカ)は高精度なマノメータとしても使われ、いまでもブランドとして残っている(会社名とブランドの関係はDruckに似ている)。

フルーク製品は機種群によって、黄色い堅牢な筐体の現場測定器はFluke、校正関連機器はFluke Calibration、有線通信関連測定器はFluke Networks、産業向け温度測定機器(Raytek、Ircon、Datapaqブランド)はFluke Process Instrumentsなどの事業体がある。Flukeは1998年に米国ダナハー(現フォーティブ)の傘下になり、同じく傘下のテクトロニクスと連携が進んでいる。日本では2011年に株式会社テクトロニクス&フルーク フルーク社(会社名テクトロニクス&フルークの社内カンパニー)になった。フルーク社には、現場測定器のFluke(フルーク社 特約店営業部)と校正機器のFluke Calibration(フルーク社 校正器営業部)とネットワーク関連ツールのFluke Networks(フルーク社 フルーク・ネットワークス営業部)の3部門が所属している。

参考記事
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