エレクトロニクスショー
毎年秋に開催される「IT技術とエレクトロニクスの国際展示会」CEATEC(シーテック)の2020年以前の展示会名。1960年代の高度経済成長期から始まったエレクトロニクスの大きな展示会で、エレクトロニクスを支えたマザーツールである電気計測器も毎年、多数出展された。「エレショー」と呼称され、1980年代には秋に開催するエレショーと12月開催のセミコンショー(現在のSEMICON Japan、半導体業界の展示会、デバイスから材料、半導体製造装置まで最新技術を展示)が2大展示会だった。エレショーは水曜日から土曜日まで4日間開催し、土曜日には家族連れで見学する社会人もいた。
CEATECなどのJEITA(社団法人電子情報技術産業協会)が主催するイベントの運営を行う独立した組織は、一般社団法人日本エレクトロニクスショー協会(JESA:Japan Electronics Show Association)という。ここにはまだエレクトロニクスショーという名称が残っている。