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【展示会レポート】CEATEC 2019 - 20th(Toward Society 5.0)

TechEyesOnline取材班(TEO)は2019年10月15日(火)~18日(金)に幕張メッセ 2~8ホールで開催された、CEATEC(シーテック)2019を回りました。20周年となる今年は「つながる社会、共創する未来」をテーマに、CPS/IoTなどのテクノロジーを活用した未来を発信する「Society 5.0の総合展」として、出展者数787社/団体、登録来場者数144,491人になりました。会場はトータルソリューション、デバイス&テクノロジー、スマートXなど5つのエリアがあります。その中のCo-Creation PARKエリア(スタートアップ&ユニバーシティーゾーン)からGISデータなどで国の地図に採用されている岩根研究所(アクアコスモス)の3D空間技術、トータルソリューションエリアから水だけで繰り返し使えて災害時に役立つSTAYERの充電器、大学の研究成果を製品化したシンクランドのインライン表面探傷検査装置、それぞれオンリーワン技術・製品を紹介します。

  • ❶ 株式会社岩根研究所(アクアコスモス株式会社)
  • ❷ 株式会社STAYERホールディングス
  • ❸ シンクランド株式会社

全天球カメラの映像からCV技術で地図を作る

展示名: 映像がそのまんま3D地図になる~もう一つの地球を創る
会社名: 株式会社岩根研究所(出展:アクアコスモス株式会社)
説明者: 取締役副社長 鶴瀬 隆一郎氏
株式会社岩根研究所
アクアコスモス株式会社

鶴瀬氏:一般に空間情報の取得はレーザー点群(※)が業界標準ですが、当社は全天球画像の撮れるカメラを使い、画像を3次元の空間情報としてクラウドにアップし、画像処理で距離測定できる状態にします。

レーザー点群:レーザー測定器である3Dレーザースキャナーで360°計測して空間情報をとると、点群データ(細かい無数の点の集まり)が画像になる。建設業界で導入が進んでいる。

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