バッファ
(buffer)直訳すると「緩衝器」、「緩和物」のこと。鉄道の車両間の衝撃を緩和する装置をbufferという。電気機器(システム)では、あるユニットの出力を次のユニットに直接つなぐと影響が出て良くない場合に、2つの間にバッファ(緩衝箇所)を入れることがあり、バッファに貯める、などど表現される。IT用語、情報処理関連用語としては、ソフトウェアの処理行程でデータを一時的に保管しておくことを意味する。また、電子回路で増幅に使われるICをバッファと呼んでいることもある。電気機器である電力増幅器の利得を1倍に設定する使い方をバッファアンプという。「利得が1倍では増幅器の役目をしていない」と思われるが、電圧は変えずに電流だけを増幅する、増幅器の基本機能の1つである。アンプがバッファの役目もしているために「バッファアンプ」と呼ばれる。