ノーマルモードノイズ
(normal mode noise)
ノイズの種類を伝搬モードで分類すると、ノーマルモードノイズとコモンモードノイズがある。ノーマルモードノイズは、他の電気信号と同じように、一方の導体から流れて他方の導体を介して戻ってくる伝搬モードである。電源のプラス側からマイナス側を介して、ノイズ源まで戻ってくる伝搬で、電源ライン間や信号ライン間に発生するノイズである。大地に対して電源ライン間に流れるノイズ電流が逆方向にため、ディファレンシャルモード(differential mode)ノイズとも呼ばれる。表記は「ノーマルモード・ノイズ」や「ノーマル・モード・ノイズ」も見かける。
参考記事:デジタルマルチメータの基礎と概要 (第2回)
・・DMMとノイズに影響の説明でノーマルモードノイズの図解がある。