計測関連用語集

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詳細説明

デジタルトランスミッションアナライザ

読み方:

でじたるとらんすみっしょんあならいざ

カテゴリー:

#伝送/交換装置用測定器

(digital transmission analyzer)
安藤電気のAP-9850の品名。日本語にすると「デジタル伝送アナライザ」だが、エラー、ジッタ、伝送特性などの評価を行う有線通信のエラーレート(誤り率)測定器、いわゆるBERT(バート)。1980年代に発売され、2000年12月27日に販売終了している。当時のBERTはBERTS(バーツ)と呼ばれていた。
主な仕様は、AMI(Alternate Mark Inversion)、B8ZS(Binary 8-Zero Substitution)符号などの各種のパルス列を発生し、通信デバイスや伝送路、伝送システムのジッタやエラーを測定して数値表示する。エラー測定はカウントやレート(誤り率)を、ジッタ測定は0.000~10.10UIppでヒットカウント、ヒットインターバルなどを表示できる。測定時間は1秒~99日で10×6~10×12ビット。BERTSなので、TRANSMITTER(送信部)とRECEIVER(受信部)の2筐体があり、セットで使用した。受信部はプリンタを内蔵し、サイズは177x425x350mm(HxWxD)、質量16Kgのベンチトップ。通信速度はCMI(Code Mark Inversion)符号で139Mbps、NRZ/RZ(Non-Return-to-Zero / Return-to-Zero)符号で170Mbpsのため、G(ギガ)bpsには及ばない低速のBERTといえる(このモデルが発売されていた1990年代に同業のアンリツは10Gbpsの世界最速BERTを販売している)。

NTTが新しい通信方式を提案・開発すると、NECや富士通などの通信機メーカが設計・製品化し、アンリツと安藤電気は新しい装置を試験・検査する通信計測器をつくった(電電ファミリー)。1990年頃には両社はコアネットワークに導入された新同期網に対応するSDH/SONETアナライザをリリースしている。このような、NTTなどが導入する特定の通信装置の性能評価をする伝送/交換装置用測定器は2社で差が無いが、安藤電気はアンリツのような高速のBERTはつくれなかった。

アンリツに「データトランスミッションアナライザMD6420A」があり、似た品名だが全く違う測定器。こちらは「データ伝送アナライザ」。

参考用語
参考記事
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