ガルバノメータ
(galvanometer)
日本語では「検流計」だが、ガルバノメータ(またはガルバノメータ―)という表現も書籍などの各所に使われている。電流を検出する精密な電流計の1種(アナログ式の指示計器)。メータの指針が振れることによって、電流が流れたことを知る目的で使われる。そのため何アンペアが流れたかではなく、回路が平衡して電位差が無いことを微弱な電流が流れないこと(針が振れないこと)で確認するために使われる。ブリッジで平衡を確認するのに使われる。回路図で、ブリッジの中央に検流計のことを英字の大文字で「G」と記載しているのは、galvanometerの略記である。
18世紀のイタリアの解剖学者/生理学者で、神経と筋肉の研究を行い、カエルの足に電気刺激を与えると足がけいれんすることを発見(動物電気の発見)したGalvani(ガルバーニ)がことばの由来。