デマンド契約
電力会社が設置した記録計(デマンド計)が記録した30分間の最大電力から電力の基本料金を決定する電力会社との契約。仮に年間500kWで契約していて1月15日の30分間の最大電力600kW(500kWに対して100kW超過)がデマンド計に記録されると、どんなに節電をしても2月から1年間は600kWの契約になり、基本料金が高額になる。1年後の2月の時点でデマンド計に300kWを使用すると、300kWの契約になるが、3月に600kW使用すると、また1年間は600kWの契約になる。これを防ぐために大規模工場等ではデマンド監視を行う。また、上記の場合で600kWから300kWで契約できたとすると効果は(600-300)×1kW(単価)×力率=節減金額(効果)が求められる。(共立電気計器株式会社の用語集より)