スマートメータ
各家庭の使用電力量を計測している積算電力計の最近の呼び名。広義にはガスメータや水道メータも含まれる。電力の使用履歴やトレンドをデマンドと呼ぶ。電力の使用量をリアルタイムで監視し、その需要を予測することは電力会社の重要な仕事である。通信技術を使い、各家庭の電力量データを(人が検針して回るのではなく)収集することを目指し、2010年代に各電力会社は積算電力計のスマートメータへの置き換えを始めた。2021年現在、東京都内の23特別区はほぼスマートメーカ化が完了している。スマートメータの開発には、従来の電力関連計測器以外に、通信計測器も活用された。スマートメータのメーカは大崎電気工業、東光東芝メーターシステムズ、GE富士電機メーター、三菱電機、エネゲートなど。