計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

詳細説明

CRT

読み方:

しーあーるてぃー

カテゴリー:

#その他

(Cathode Ray Tube)翻訳すると「陰極線管」。主にコンピュータの表示装置(モニタ、ディスプレイ)のこと。種類としてはブラウン管の1種。陰極(Cathode カソード)から陽極(Anode アノード)に電子が流れる仕組みの真空管を応用して、陰極から放出する電子ビームを、垂直方向と水平方向に電界(磁界)をかけて偏向させる。ビームの先には蛍光体を塗布した管面があり、電子ビームを当てて光らせる。この方法で表示装置にすることをドイツのカール・フェルディナント・ブラウンが発明した。ブラウン管はアナログ放送時代のテレビや、オシロなどの波形測定器の表示画面、PCのモニタなどに広く使われた。そのためCRTというと、PCのモニタやオシロの表示画面など、いわゆる表示画面をさしていた。正確には真空管の中のブラウン管の中の1種で、陰極線を制御して表示する装置(管)である。ディスプレイの進化によって現在はほとんど生産中止。管なので扱いに注意が必要で、モニタが大画面になると重量物になった。管は長さがあり、モニタの奥行は短くない。大画面モニタのCRTは大きくて重たい物だった。

プレミアム会員様限定限定クーポンを手に入れよう !