高周波電力計
高周波信号の電力を測定する機器。別名:高周波パワーメータ、RFパワーメータ。計測器で電力を測定する機種群には3つある。1.デジタルパワーメータは商用周波数(50/60Hz)から100kHz程度の低周波の電力をデジタル表示する。代表機種である横河計測のWT5000は0.1Hz~1MHzに対応。センサ直結型とクランプ入力型の2種類があり、従来は前者は横河計測、後者は日置電機がラインアップが多かった。2.高周波(RF)に対応した高周波電力計。スタンドアロン型でデジタル表示のモデルが主流。アンリツやキーサイト・テクノロジーがモデルが多い。センサが複数あり、用途によって使い分けられる。技術はほぼ確立しているため大きな機種更新はない。3.指針型のアナログ表示のモデルを「電力計」と呼ぶ。ただし1のデジタルパワーメータを単に「電力計」と記載している資料もあるので注意。