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計測関連用語集

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音響インテンシティ

読み方:

おんきょういんてんしてぃ

カテゴリー:

#物理量測定器 #FFTアナライザ

(acoustic intensity)
acoustic intensityを訳すと、音響の強さ(強度)。soundは音だが、acousticは「音響の」、「聴覚の」。音が人間にどう聞こえるかなど、音の伝わり方や効果を含めた概念が音響(acoustic)である。音楽を再生するオーディオ機器は音響機器と呼ばれる。音響工学は、音を純粋な物理現象ではなく、人が感じる観点(聴覚)で研究する。光を物理量として計測するのが光パワーメータなどの光通信測定器なのに対して、人の目が感じる明るさを評価するのが照度計輝度計(心理物理量の測定器、視覚を加味した光の評価)である。音響とは人の耳が感じる音(心理物理量)を指している。

小野測器の「FFT解析基礎用語集」では音響インテンシティを以下のように解説している。
SI(Sound intensity)または AI(Acoustic intensity)のこと。音場のある点を含む単位断面積を単位時間内に通過する音のエネルギーで、その点の音圧(時間の関数) と粒子速度 の積の時間平均で定義されるベクトル量。SI測定法の応用例をいくつかあげる。
(1) 音源のパワーレベル測定:音源を中心とする半球面で、球面と直交する方向にて、分割された面積における音響インテンシティの測定から、音響パワーが算出される。
(2) 遮音測定:SI法によって部位ごとに透過パワーを測定することにより、複数の部位からなる壁の遮音性能や隙間からの漏音の程度を定量的に測定できるので、現場での遮音測定に有効である。
(3) 音場解析:SI値はベクトル量であるから、音の伝播方向と大きさを2次元、もしくは3次元表示することにより、音のエネルギー流を視覚化して捉えることができる。

acousticは音響以外にも広い意味がある。楽器で電気を使わない生演奏を指す(エレキギターに対するアコースティックギター)。また物が破壊する際に出る音波(弾性波)をアコースティックエミッションという。

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