計測関連用語集

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詳細説明

離散データ

読み方:

りさんでーた

カテゴリー:

#その他

(discrete data)
私たちの世界の変化は連続的(analog、アナログ)だが、コンピュータの扱うデータは離散的である。整数1と2の間にデータはなく、0か1のdegital(デジタル)なので連続データと比較して離散データと呼ばれる。自然界の物理現象(電流や周波数などの電気量)は連続データ(アナログ)だが、コンピュータは離散データを扱うのに適しているため、計測器も測定値を連続データ(アナログ)から離散データ(デジタル)に変換してメモリに記録し、表示したり、解析などの後処理を行う。連続から離散に変換することをサンプリングと呼ぶ。現在計測器で主流になっているデジタル表示の機器は内部にマイクロコンピュータを内蔵して、必ずサンプリングを行っている。針が振れるアナログ電圧計などの指針式の指示計器で測定値を表示するメータ式の計測器はサンプリングはしていない(たとえば双興電機製作所の製品など)。
サンプリングとは、連続データをある時間間隔で間引くことである。間引く時間(サンプリング時間)が遅いと正確な離散データが得られず、エリアシング(折返しひずみ)が発生することがある。
離散データは計測データとも言われ、1個・2個・・と数えられる。連続データは計量データとも言い、身長、面積、時間など整数で表すことができず、身長178.13・・cmというように無限に続く連続量になる。

参考用語:サンプリング定理

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