調芯
(alignment)
光ファイバ、LD、PD、導波路などの光学部品の光軸を合わせること。英語をカタカナにした「アライメント」という表記も使われているので、日本語では別名:アライメントともいえる。
光ファイバを接続するときは軸ずれや角度のずれ、間隙や反射が起こると接続損失(ロス)が生じて、光信号は弱くなってしまう。そのため光ファイバ融着器を使う際は、光ファイバのコア部分を対向させ、正しい位置決めをする(光軸を合わせる)ことが重要になる。調芯によって光強度は最大になる。光ファイバ以外の光デバイスも調芯によって、光が進む進路にデバイスの入出力の軸を合わせることを行う。光部品に特有の作業である。
メーカとしては駿河精機やシグマ光機などが、光路を空間につくるための防振台や、調芯装置をつくっている。