リンギング
(ringing)
電気回路で、信号の反射やリアクタンス成分の共振により、波形がさざなみのように波打つ(振動する、ひずむ)現象。電圧や電流の振動はノイズや消費電力の増加になるため良くない。Wikipediaには「(設計では意図していない)望まない電圧(または電流)の振動」と説明されている。
菊水電子工業の製品総合カタログ(電源・電子負荷に関する用語)には「リンギング:機器内配線によるインダクタンスや静電容量により、電流急変時に発生する共振」とある。
リンギングの原因は
・インピーダンスの不整合による反射。インピーダンスが異なる部分で振幅が階段状に変化する矩形波が生じる。
・リアクタンス成分による共振。CやL成分は色々な箇所に存在する。
・電気回路におけるステップ応答(入力が突然変化したことに対する応答)。
・ドライバ(出力側の素子)のインピーダンスが低く、レシーバ(受信側の素子)のインピーダンスが高い。
波形測定器のオシロスコープで、リンギングは良く使われることばである。
一般にringingとは「鐘が鳴る音」を意味している。「ベル音」や「響き渡ること」でもある。電気信号の波形が波打つ様が、まるで鐘の音の強さが減衰振動のようになっていることに由来すると思われるが定かではない。似た言葉のリンキング(リエゾン)の方が有名(メジャー)で、ネット上で多く説明されている(リンギングの詳細な説明は、リンキングに押されて少ない)。
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