メインフレーム
(mainframe)計測器の分類の1つに、機器の動作の形態(他の機器との接続状態など)による表現がある。メインフレームは計測器の操作部、表示部などの処理部分で、測定に応じてモジュール型の計測器(測定機能のあるユニット型の計測器)を装着して機能する。メインフレームは単に外側の箱だけのこともあり、その場合は計測器として動作するための電源ユニットや表示部、処理部などがモジュール化されている。スタック式のデータロガーなどがあるが、その場合はメインフレームとよばず、基本ユニットなどの品名になる。IT分野では「大型の汎用コンピュータ」をメインフレームとよび、銀行のシステムなどに採用されているが、計測器では外枠の箱が計測器本体であることをさしてメインフレームとよんでいる。計測器の品名にも使われる。例:34980Aマルチファンクション/スイッチ計測メインフレーム(キーサイト・テクノロジー)、MS-523計測システムメインフレーム(エヌエフ回路設計ブロック)、SW1001スイッチメインフレーム(日置電機)。