チューナブルレーザー光源
波長を任意に可変できる(チューンできる)レーザー光源。別名:波長可変レーザ光源。光通信機器の開発に使われる。2000年頃にはアジレント・テクノロジー(現キーサイト・テクノロジー)が全世界で販売したが、現在は同メーカは光通信測定器を縮小しチューナブルレーザ光源は生産していない。横河計測(旧安藤電気)が継続して製品を販売している。santec(登記社名:サンテック株式会社)はチューナブルレーザ光源の専業メーカとして有名だったが、現在は他の分野の機器に主力を置いている。波長多重方式の通信装置などが活発に開発・製品化された時代には高額(たとえば数百万円)のチューナブルレーザ光源が測定器としてもてはやされたが、現在は当時ほどの需要は無い。表記は「レーザ」と「レーザー」の2つがあり、各企業によってどちらかを使っている。