ケーブル障害位置測定器
(cable fault locator)
ケーブルの障害位置を測定する機器。TDR (Time Domain Reflectmetry/Reflectometer)の1種。フォールトロケータとも呼称される。高度経済成長期(1955年頃~1973年頃まで)は通信インフラとして電気の通信線(銅線)の敷設が盛んだったので電気ケーブル用の製品を指したが(※)、現在は光通信(光ファイバ)用のケーブル障害位置測定器としてOTDR(Optical TDR)が敷設工事や保守で活発に使われている。電電公社(現NTT)が光ファイバを全国に敷設した1970年代~1990年代に多くの種類の光測定器を開発してNTTに納品した電電ファミリーであるアンリツや安藤電気(現横河計測)は、現在でもOTDRをラインアップして電気工事会社向けに販売している(モデルを定期的に更新している)。
(※) 銅線用のケーブル障害位置測定器は、以前は大手計測器メーカ(テクトロニクスや安藤電気など)がつくっていたが、現在は国産メーカはほとんどつくらず、海外製品をグッドマンなどが取り扱っている。
日本の電力会社各社は、広範囲に敷設した送電線(銅線の電力ケーブル)を管理するために「送電線故障点標定装置」を敷設している。この装置を「フォルトロケータ―」と呼称している(フォールトロケータではない)。どちらにせよ、ケーブル障害位置測定器はfault locator、または略してロケータと呼ばれている。

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