4端子対法
(4-terminal pair method)
LCRメータなどの交流インピーダンス測定では試料(DUT)との接続方法は4端子法(ケルビン接続)が一般的である。4端子法の配線にシールドを加えてシールド導体はガード端子に接続し、4端子法では測定できない高インピーダンス(10kΩ~10MΩ)に対応したのが5端子法だが、シールドケーブルのシールド側を利用して電流の往路と復路を重ねたのが4端子対法である。4端子対法は磁束の発生を抑えて電磁誘導による影響をなくす効果がある。
参考記事: LCRメータの基礎と概要 (第2回)の2ページ目・・試料との接続方法を図解。