計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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マイクロコントローラ(まいくろこんとろーら)

(microcontroller)メモリやI/Oを内蔵して、電子機器の制御に特化した低価格のマイクロプロセッサ。制御用ICのこと。

μs(まいくろせっく)

(micro second) 時間の単位「マイクロ秒」の表記。μ(マイクロ)は10のマイナス6乗の接頭辞。0.000001 秒に相当。秒は「セック」と発音(呼称)することが多い。オシロスコープや信号発生器などの計測器で設定や表示に良く出てくる。 参考用語:ms(ミリセック)、ns(ナノセック)

マグネトロン(まぐねとろん)

(magnetron)マイクロ波を発生させるために使われる真空管。電子レンジやレーダーに利用されている。電波であるマイクロ波を発生するので磁電管とも呼ばれる。電子レンジはマグネトロンをインバータで出力制御する構造になっている(インバータを使わない構造の製品もある)。

マスコン(ますこん)

マスター・コントローラー(master controller)の略称。日本語では「主幹制御器」。鉄道車両の運転台にある操縦かんのようなもの。運転手が鉄道車両の出力や速度を制御するために操作する装置。鉄道車両の電動車には床下にVVVFなどの電機品が装備され、モータを制御している。マスコンで電機品を制御して電車の速度を調整する。VVVFなどの電機品の設計・開発・試験にはデジタルパワーメータなどの、カテゴリー「電圧・電流・電力測定器」の機種群が使われる。鉄道用のVVVFなどのインバータには最先端のパワー半導体であるSiCなどが採用されて、省エネ・小型・効率化が始まっている(東芝や三菱電機が自社開発したSiCを搭載したVVVFを、東京メトロやJR東海の新幹線などに納入している)。そのため、半導体開発・試験用の計測器も関係する。 マスコンは計測器とは直接は無関係だが、「鉄道会社向けの電機品のメーカ」が顧客である計測器の営業マンにとって「マスコンは顧客と会話するための基本用語」である。

MATLAB(まっとらぼ)

米国MathWorks社の数値解析ソフトウェア、プログラム言語の名称。計測器の中には、MATLABに対応しているモデルがある。

マルチプレクサ(まるちぷれくさ)

(multiplexer) 複数の入力をひとつの信号として出力する機構(部品や装置)。製品によって「マルチプレクサ」、「多重装置」、「多重化装置」、「合波器」などの名称がある。略記:MUX(マックス)。 電子回路では複数の電気信号をひとつの信号にする回路を指している。通信の装置では伝送路の前段に配置されるTDM(Time Division Multiplexer、時分割多重化装置)が代表例。TDMもMUXと略記されていることが多い。 メーカによっては切り替え器のことをマルチプレクサという品名に命名している場合もある。時々、切り替え器(スイッチ)の意味でマルチプレクサという表現が使われていることがあるが、計測器のスキャナのように、回路を時間的に切り替えて複数のデータをひとつの信号として取り出すのが本来、マルチプレクサである。切り替え器にスイッチの切り替えタイミングの制御機能が付いているのがマルチプレクサといえる。 参考用語:擬似ランダム・ワード・ストリーム

マルチマスタ方式(まるちますたほうしき)

1つのネットワーク内で複数のマスタがスレーブに対して通信できる方式。もう1つの方式としてシングルマスタ方式がある。

マンガン乾電池(まんがんかんでんち)

プラス極に二酸化マンガンが使われている電池。休み休み使うと電圧が回復するのが特徴なので、少量の電流を連続して必要な製品や使用時間が短くて長く休ませるような製品に向いている。

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