マスコン
マスター・コントローラー(master controller)の略称。日本語では「主幹制御器」。鉄道車両の運転台にある操縦かんのようなもの。運転手が鉄道車両の出力や速度を制御するために操作する装置。
鉄道車両の電動車には床下にVVVFなどの電機品が装備され、モータを制御している。マスコンで電機品を制御して電車の速度を調整する。VVVFなどの電機品の設計・開発・試験にはデジタルパワーメータなどの、カテゴリー「電圧・電流・電力測定器」の機種群が使われる。鉄道用のVVVFなどのインバータには最先端のパワー半導体であるSiCなどが採用されて、省エネ・小型・効率化が始まっている(東芝や三菱電機が自社開発したSiCを搭載したVVVFを、東京メトロやJR東海の新幹線などに納入している)。そのため、半導体開発・試験用の計測器も関係する。
マスコンは計測器とは直接は無関係だが、「鉄道会社向けの電機品のメーカ」が顧客である計測器の営業マンにとって「マスコンは顧客と会話するための基本用語」である。
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